なんちゃってフォノイコの製作・その10

SBDは1N5822Gという40V3Aのを千石電商へ発注した。1本50円。4本で200円。届くまでにできることをやっておくことにした。まずはRIAA偏差の確認。 残留ノイズが多くても評価はできる。

RIAA偏差の確認は周波数に対する出力電圧を測定して基準となるRIAA特性との差を調べることにする。逆RIAAの製作には精密にCR値の測れる測定器が必要だし、CR値に誤差があると何の偏差を調べているのかわからなくなってしまう。

フォノイコの測定は1kHzの出力電圧をどの程度に設定するか。Webや本で調べても見つからない。例えば1kHzの出力電圧を1Vとすると、20Hzでは+20dB弱となり大体10V。20kHzでは-20dB弱で大体0.1V。独断で1kHzの出力電圧を0.5Vと決めた。20Hzで出力5Vならクリップが起きないだろう。負荷は33kΩとする。


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Lchではこんな感じになった。測定はPanasonicのVP-7721A(校正していない)で行った。20Hz~20kHzでは-0.4dB~+0.1dBといったところ。まあこの程度ならOKじゃないかなあ? なんちゃってだし。


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RchのRIAA偏差はこんなふう。20Hz~20kHzでは-0.4dB~+0dBといったところ。Lchと大体同じ。


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LTspiceでのシミュレーション結果でも同様なカーブを描いているようだし、案外再現性がある感じ。


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Lchの負荷47kΩでのRIAA偏差を測定した。低域が盛り上がってくる。20Hz~20kHzで-0.4dB~+0.5dBとなった。

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Rchの負荷47kΩでのRIAA偏差。Lchと同様、低域が盛り上がってくる。20Hz~20kHzで-0.4dB~+0.5dBとなった。

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LTspiceでの負荷47kΩにおけるシミュレーション結果。


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例えばフォノイコにつながる機器の入力インピーダンスが50kΩなら、フォノイコの出力~GNDに180kΩ程度を接続すれば負荷が39kΩとなり、偏差が少なくよりフラットになると思う。
  

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