6DJ8パラシングルアンプ1号機・OPT2次側のつなぎ替え

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6DJ8パラシングルアンプ1号機は先にA2級による飽和が起きている。そこでOPTの2次側16Ωに8Ω負荷を接続することで3.5KΩ:8Ωとして動作させてみた。


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パラシングルアンプなのでロードラインを14KΩ(赤・現状)から7KΩ(青・今回)に引き直してみた。動作点(丸印)より左上の線分のほうが長くなる。本当はプレート電流を10mAから11mAに増やせば最適化されるが今回はそのままやってみよう。


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回路図を上記に示す。KA-5730は2次16Ωを負荷8Ωに接続する。予想される特性の変化は変圧比が変わるため利得が増え、NFB抵抗がそのままなのでNFB量が増え、DFは減るはず。


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諸特性を上記に示す。周波数特性が変化した(後述)。NFB後の利得は19.2倍に増え、DFは4.5に低下した。これは予想どおり。


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周波数特性。前回の実験で、OPTの1次側のPとBの接続を逆にしたままになっている。100KHzの深いディップが消えて73~85KHzの小ディップとなった。2次側を変えただけなのに周波数特性が変化。2号機のA57-7K48Sの特性を考慮すると今回のほうがより素直になっているようだ。


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上記は変更前の周波数特性。


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Lchの歪率特性。全体に歪率が悪化したが、0.5W以上の折れ曲がりが目立たなくなった。歪率5%での出力は0.8Wから0.7Wに低下。


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Rchの歪率特性。こちらも同様。歪率5%での出力は0.7Wのまま変わらず。

特性的にはこちらのほうが良いかなあ? 試聴では変わらないかなと思ったが、周波数特性が良くなると音も良くなるように感じてしまう。これは立派なプラシーボだね。

じつはプレート電流をユニット当たり12mAくらいまで増やすと歪率が低下していくのがわかっている。プレート損失は1.6Wで規格内だし、自己バイアスなので実効プレート電圧が下がって131Vくらいになるはず。うーん、試してみる価値はありそうだ。
  

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