6550 CSPPアンプ・ドライバ管毎の歪率特性

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6550 CSPPアンプのドライバ管を5687WA/12AU7A/12AU7/6N6P/6FQ7それぞれに差し替えた時の歪率特性を備忘録として残しておくことにした。回路は同一。ドライバ管によってグリッドバイアス電圧が異なるためプレート電流が異なってくるが無視した。


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各ドライバー管の利得、NFB量、カソード電圧を上記に示す。


・5687WA(リファレンス)
 5687WA用に設計した回路のせいか歪率は最も低くなった。
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・12AU7A(Electro-Harmonix)
 利得が低め。歪率カーブの妙な盛り上がりが目につくが原因不明。なんでこれだけ?
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・12AU7(Toshiba)
 Electro-Harmonixで起きた妙な歪率カーブの盛り上がりはToshibaでは見られない。
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・6N6P
 5687WAより利得が低いせいかNFB量が少なくなり歪率も高め。歪率カーブだけを見ると残留ノイズが多めだが各周波数のカーブが最も一致している。
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・6FQ7
 利得が一番高くNFB量も10.1dBと多くなった。
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こうして見るとどの管でもドライブできている。今回の実験で使用した真空管では、10KHzの歪率が他の周波数に対し悪化する傾向は見られない(どれも大体同じ)。Electro-Harmonixの12AU7Aは相性が悪いとしか言いようがない(2本が同じ傾向だった)。

もしかして電極が振動しているのかもしれない。デコピンすれば振動モードが変わって歪率が変化する? あるいはFFT解析すれば何かわかるかもしれない。でも12AU7をこのアンプで使うつもりはないし、もし使うとしてもElectro-Harmonixのを避ければ良いわけで、まあいいやどうだって、と思ったのであった。


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実験に使用した回路を上記に示す。
    

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