6SN7全段差動アンプ・LTSPICEで+B電源部シミュレーション

LTSPICEを使って+B電源部CR値のフィッティングをやってみた。
シミュレーションの記事が続くがご容赦。

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シミュレーション回路図を上記に示す。電圧源は電源トランスの120V-0-120V巻線を使って240*1.414≒340V、シリーズに入れる抵抗はPMC-95Mの巻線抵抗の実測値96.5Ωを入れた。

電流源は6SN7GTBのヒーターウォームアップタイム10.5秒後に58.4mAが流れるようにした。30秒後に電源オフとなり、シミュレーションは35秒まで行う。

FETは2SK3067だがSPICEモデルが見つからない。2SK3067のRon=4.2Ωに一番近いBSS145を元になんちゃって2SK3067モデルを作った。

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シミュレーション結果。整流後の電圧VINは大体306.5V、-C(NODE2)は-5.8Vとなった。10.5秒後にはVOUTが285.9Vに達している。


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赤丸印を拡大したところ。VOUT(+B電圧)は285.9Vとなった。VINのリプルは約2.6Vrmsで、NODE1との電位差は6.5Vあるので大丈夫だと思う。電源電圧の変動で電位差が変化するが、ゆっくり変動する場合はNODE1が追従するはず。


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今までの内容を取り込んだ回路図を上記に示す。シミュレーションとどのくらい一致するかどうかは実際に試作機で確認してみないとわからない。


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トランスが無負荷の場合の120V-0-120V間は250.5Vだったので、その値でシミュレーションするとVOUTは299Vとなった。そこでR12を増やして120KΩとするとVOUTは286Vとなった。トランスのレギュレーションに合わせてR12を56KΩから120KΩの間でフィッティングすれば、設計値のVOUTが得られるというわけだ。

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