6922プッシュプルアンプ・シミュレーションとの比較

今まで何度か+B電源回路をLTSPICEでシミュレーションしてきたが、実測とどのくらい一致するのであろうか。

そこで、今まで作ったアンプでシミュレーションを行って比較してみることにしよう。


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これは以前作った6922プッシュプルアンプ。


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回路図を上記に示す。赤字は実測の電圧を記入したもので、AC100Vに換算してある。


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回路図を元に、シミュレーション用の回路図を作った。2SK3067はモデルが無かったので、近いFETからRonを4.2Ωとしたなんちゃって2SK3067だ。全波整流なので電圧源を2つ用意した。電圧源と直列に実測したトランスの抵抗値を入れてある。電流源は10.5秒後に41.9mA流れるように設定。電圧の立ち上がりがゆっくりだったので、シミュレーション時間は60秒とした。


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シミュレーション結果を上記に示す。整流後の電圧(VIN)は一旦トランスの電圧の1.4倍付近まで立ちあがってから低くなって落ち着く。幅が広く見えるのはリプルのため。


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シミュレーションと実測の比較を上の表に示す。始めにシミュレーションでトランス端子電圧を160Vにしたら実測より電圧が低めに出た。そこでシミュレーションにトランス端子の実測値を入れたらほぼ一致した。VINのリプルはシミュレーションと実測がほぼ一致。

シミュレーションと実測を一致させるためには、電源トランスのレギュレーションを考慮しないとダメのようだ。トランスは容量一杯の使い方をした時に規定の電圧となるように設計してあるから、軽く使えば電圧が高めに出る。

レギュレーションがどの程度かわからないので、実測値をシミュレーションに取り込む必要がある、というワケワカラン結論になったのであった。

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