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zoom RSS ボリューム付トランス式DAC・SANSUIのST-75を試す

<<   作成日時 : 2013/08/31 18:15   >>

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パーツケースを調べていたら、たまたまSANSUIのST-75が見つかった。これは10KΩ:600ΩCT付のドライバートランスだ。せっかくトランス式DACのバラックがあるし、これを使ってちょっとイタズラしてみようか。


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始めに周波数特性を調べてみる。回路は上記のように、1次と2次を逆に接続し、10KΩの負荷とした。


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0dB=1Vとした時の周波数特性。高域の特性は500円の安物トランスにもかかわらず素直だ。低域は200Hzあたりからレベルが低下。出力電圧が低いほど低下の割合が大きい。


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トランス式DACにST-75を使った時の回路は上記のとおり。LPFは150Ωと0.022uFとした。出力側に10KΩのボリュームをつけている。


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ST-75トランス式DACの周波数特性。0dBFSで1.9V。低インピーダンスでドライブできているせいか、低域のレベル低下の割合が少なくなった。

残留ノイズは0.31mV。静電シールドが入っていないからなのか、多め。ちなみにTpAs-203版では0.19mVだった。但しこれはケースに入れているので、今回のようにバラックでは多めになると想像。


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歪率特性。やはり50Hz、100Hzでの歪率が良くないが、出力が1.9Vでもコアの飽和による歪率の悪化が出ていないようだ。ちっぽけで安価なトランスなのに、意外と健闘?


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いつものように試聴してみた。TpAs-203版と比べると低音の量感はあるもののブワーンとしているように聞こえる。中高域は、これだけを聴いていれば十分、と思うほどだ。

でもTpAs-203版に替えてみるとすっきり、くっきりするのがわかる。窓ガラスが汚れているのを知らずに見ていたが、取り替えてみたらきれいに見えるのがわかった、という感じ。

TpAs-203とST-75は10倍の価格差があるわけだけど、音質の差はわずかだと思う。しかしそのわずかな差を追究するのがオーディオマニアたる所以であろうか。

最近のヤフオクを見ているとタムラのライントランスを求める人が多く、値段もつり上がってしまう。600Ω:10KΩは言うに及ばず、600Ω:600Ωでも同様な状況だ。それが全てトランス式DACのためとは言わないけれど、集中してしまうのは回路が簡単なわりに音質改善効果が大きいからだろうか。

機会があったら前記のインピーダンス以外でトランス式DACを試してみたいが、希望価格の2倍にもつり上がってしまって目を白黒させているところだ。1個だけでもいいから1,000円程度で入手できれば実験してみたいと思っている。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
小遣いの関係でST-75でやってます。
おかげで、焼肉ランチを夫婦で5回分楽しめました。
LPF最初は同じのを付けていましたが、外しました。聞いた感じ分かりませんでした。ジジ耳のためかな?。
お時間のある時に、外した時の特性もアップして頂けたら幸いです。
いなの
2013/09/02 20:57
いなのさんこんばんは。
トランス式DACのバラックは解体してしまいました。本番機を作るためですm(_ _)m。
ST-75でのLPF無しの周波数特性ですが、おそらく20KHzまでレベル低下が少なくなると思います。残留ノイズはたぶん10倍くらい増えるのではないかと予想されます。
おんにょ
2013/09/02 21:34

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