6N6P直結パラシングルアンプ・諸特性の測定

6N6P直結パラシングルアンプの諸特性を測定してみた。


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歪率5%時の出力がわずか0.4Wというのは後述する。


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周波数特性。軽いNFBをかけているだけだが、低域は20Hz付近まで伸びている。高域の落ちは早いと思うが、なだらかなカーブでピーク・ディップは見られない。300KHzあたりのピークは、利得が16dBはダウンしているので発振の危険性はない。


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歪率特性。2次歪みが主体のためか、直線的な特性となっている。0.001Wでも歪率の増加が見られないのは残留ノイズが少ないから。10KHzがちょっと持ち上がっているのはパソコンのノイズと思われるが詳細不明。

話がずれるけれど、真空管アンプの豊かな倍音感って何だろうね? 2次歪みは周波数でいえば基音の2倍だから1オクターブ上に相当する。私はケーナという民族楽器を吹くが、1オクターブと2オクターブの指使いは一緒。管の共振周波数を主に息の強弱で切り換えている。でも実際は1オクターブの音は1オクターブだけ、2オクターブの音は2オクターブだけということはなくて、どちらかが強いだけにすぎない。即ち混ざっているわけ。

真空管アンプの音はオクターブ上の音が出やすくてそれが音楽に潤いを与えるということなんだろうけど、よくわからないなあ。

さて、5%時の歪率での出力は0.4Wと悪い。10%まで許容すれば1W程度は出ている。これは初段6N1PのSRPPで歪みが発生しているためだろう。このグラフを見るとげんなりする。でも試聴で歪んでいるという感じは無い。


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クロストーク特性。低域が少し持ち上がっているが、S/Nが良いために見えているのだと思う。高域の悪化は入力ボリューム付近で発生しているのだろう。


やはり歪率特性を見ると何とかして改善したくなるね。

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