自作の原点

どうも製作意欲が湧かない。12B4Asrppアンプは前回のアップから進んでいない。

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以前から暖めていた自作真空管ラジオを出してしまおう。これは実家から持ってきたもの。最初に組み立てたのは中学1年の時だった。中学校にはアマチュア無線部があって、私はそれに所属していた。放課後の活動時間を使って少しずつ作った。

地方に住んでいたので、秋葉原は遠い。部品の購入は自ずと通信販売になる。初歩のラジオに載っていた、エレックセンターや清水電気商会、サトー電気S係などから購入した。それでも部品代を節約するため、真空管テレビの解体部品から流用したものがいくつかある。

届いた部品の中で、輸送中に手荒に扱われたのだろう、シャーシに電源トランスが食い込んで歪んでしまっていてショックを受けたのを憶えている。

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最初は6BM8、5M-K9の2球ラジオだった。前面パネルにスピーカーを付けていたが、別のものに流用するため取ってしまった。

組み立てて、出てきたのはブーンという大きな音だった。何度配線を見直しても、間違いがわからなかった。文化祭に展示するためには、どうしても鳴らないと困る。とうとう直せずに、街の電気屋へ持ち込んで修理してもらった。

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原因はどうやら、L型立ちラグの中央を使ってしまったからのようだった。立ちラグの中央って、シャーシにつながっているのだ。当時はそんなこと考えもしなかった。実体図どおりに組み立てたつもりだからね。

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当時の未熟なハンダ付け技術ゆえ、それが段々向上してくると改造したいと思うようになった。そこで、6BD6、6AR5、5M-K9の並三ラジオに改造した。再生用には豆コンではなく、スクリーングリッド電圧を可変にした。豆コンは50pFトリマになった。

電源のオンオフを繰り返すと、6AR5のG1に入っているオイルコンデンサが帯電して音が出なくなった。これをネオン式検電器で放電させると音が出てくる。しょうもないイタズラだ。

6BM8を使っていた頃に、6BM8の代わりに6BN8を挿してみたことがある。何となく型番が似ているから、という単純な理由だった。ヒーターが暖まってくるとバチン!バチン!と真空管内部で放電した。怖かったがおもしろかった(笑)

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これはスピーカーをつなげば現在でも鳴らすことができる。当時のオイルコンデンサを使っているので、ちゃんと使うためには交換が必須だろうけれど。

私の自作の原点となったラジオだ。

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