6N1Pアンプ・完成

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ちまちまと作ってきた6N1Pppアンプがようやく完成した。年内に完成するかどうかわからなかったが、とりあえずよかった、よかった。


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見る角度によって木の色合いが違って見える。つや消しのニスを使うとそうなるのだろうか。


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後ろからの画像。


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雪が降り積もった林に生えた木のイメージだったが、なんだかフキノトウが雪の中から顔を出しているような感じ?


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内部の画像。後述するが、左チャンネル側(下側)で少々問題がある。また、出力トランスからSP端子への配線が、電源トランスを囲むとGNDループになってしまうのに気づき、入力シールド線と並べて這わせてある。クロストークに影響があるかもしれない。出力トランスとNFB入力が近いので、抵抗1本でつなげることが出来るのは良い点だ。

続いてアンプの体力測定。

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周波数特性は、試作機に比べて高域が伸びている。6N1PのドライブTrを選別したためだろうか。出力は低歪みとなったため、0.7Wから0.8Wにアップした。DFも向上し、残留ノイズはわずかな増加に留まった。


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周波数特性は、高域の減衰がなだらかでピークもディップも見られない良い特性だ。


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クロストーク特性。左チャンネルの、高域のクロストークが試作機に比べて悪化している。入力の配線か、6N1Pのグリッド・プレート配線が影響している可能性がある。20Hzあたりに微妙な盛り上がりが見られるのは、残留ノイズより電源からの回り込みのノイズが高くなっているため。


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歪率特性。10KHzにおける0.1W以下の歪率が試作機に比べて悪化しているのは、ノイズの影響だ。0.1W以上の出力ではわずかに改善したため、5%歪みでの出力は0.7Wから0.8Wに増えている。

試作機に比べて劣る項目は、配線の取り回しに集約されるようだ。高インピーダンスの配線に着目して、対策ができるかどうか検討してみるつもりだ。

回路図を以下に示す。赤字で測定した実際の電圧を記入してある。試作機と変わったのは出力トランス1次側のP1とP2を入れ替え、2次側の0Ωをアースしたことくらいで、回路の抵抗が少々変わっているところもあるが、影響は少ないと思う。

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試作機の時に、+Bの電圧を上下すると音色が変わってくることがわかった。低い電圧では6N1PのIpも少なく、はっきり・くっきりという印象だったが、電圧を上げるとIpが増え、なんだかさえない音色になってしまう。中間をとって65V前後にしてあるが、私の駄耳では良いかどうかわからない。

低音が良く出るので気持ちよい。周波数特性を測定しても低域に盛り上がりは見られないが、これは8Ωの純抵抗が負荷になっているからで、スピーカーをつなぐと変化が起こるのだろうか。回路的にはドライブするトランジスタ2SC4793が超三結のように作用しているのかもしれないが、よくわからない。

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この記事へのコメント

とんとん
2009年12月31日 19:45
おんにょさん、こんばんは。OFF会に余裕で間に合っちゃいましたね。お疲れさまでした。
私は、年内進展無しです。ちょっぴり悔しい大晦日です。
おんにょ
2010年01月01日 13:51
とんとんさんこんにちは。新年明けましておめでとうございます。アンプはちょっと手直ししたい所がありますが、もう次のを考えています。

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