6N1Pアンプ・諸特性

5M-HH3ppアンプもそうなのだが、周波数特性はこの6N1Pppアンプでも高域でピークがある。どうにかならないかと思って試行錯誤してみた。出力トランスのP1-P2間に積分補正をしてみたところ、ピークをなだらかにすることができた。なお、6N1Pのグリッド-グリッド間へ入れる積分補正は全く効かない。グリッドが低インピーダンスだからだ。

実際に入れた個所を赤枠で示す。個人的にはコンデンサだけでも良いと思うのだが、世間の通例にならって抵抗と直列にした。オシロで10KHzの方形波を見ながら抵抗と容量を増減してみて、リンギングが綺麗になるように値を決定した。意図的にリンギングを無くすことは考えていない。現在は470pFと5.1KΩを入れてある。

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積分補正の前後で周波数特性がどうなったのか調べてみた。補正後はピークがほぼ消滅している。これならOKだろう。出力トランスOPT-5Pは5KΩ:8Ωで使用しているが、高域にピークやディップがなくなだらかに減衰していく。こんなになめらかなOPTはあまりないだろう。

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これならNFBがかけられそうだ。利得は十分だし、DF向上にもなるし、残留ノイズが減少するし。積分補正を入れても鮮烈な高域、という印象は同じ。スピーカー負荷ではどこか数KHzあたりにピークでもできるのだろうか。

諸特性を以下に示す。周波数特性は125mWでの値。十分広帯域だ。DFは5M-HH3ppアンプの約0.14に対し、約0.5まで増えた。

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また、歪率特性を以下に示す。5%歪みにおける出力は0.6Wといったところ。NFBをかければもっと低歪みになるのではないか。100Hzの歪率カーブが低歪みにならないのはACバランスが崩れているためだろうと思われるが、よくわからない。

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