6Z7Gアンプ・電源ON時の挙動

6Z7Gのヒートアップ時に、G1に高電圧がかかるのでは、というご指摘があったので、電源ON時の+BとG1電圧を確認してみた。結果は以下のとおり。

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やはりヒートアップ時に、G1には通常動作時の1.3倍ないし1.7倍程度の電圧がかかることがわかった。ロフチン・ホワイトの七面鳥アンプに似た現象が起きているわけだ。Trを使ったリプルフィルタは定電圧電源ではないので、電源ON時に6Z7Gがヒートアップして電流が流れ始めるまで、通常動作より高い電圧が出力されてしまう。

この現象で、直ちに6Z7Gがエミ減になる原因であるとはいえないが、かなりストレスがかかっているとみて間違いないだろう。5M-HH3ppアンプでも同様な電源回路だから同じ現象が起きているはずだが、真空管の設計年代の違いで問題が表面化されないでいるか、もしくは+Bが48Vの低電圧だがらグリッド電圧の上昇も少なくて問題が起きていないのだろうと思われる。

対策は、+B電圧をゆっくり立ち上げることだ。Tr 2SC3425のベースに入っている100μF200Vの電解コンデンサを増量すればよいが、あまりゆっくりだとTrに負担がかかってしまうのでほどほどにする。470μくらいが適当か?
備忘録として電圧を記入した回路図を添付しておく。

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この記事へのコメント

とんとん
2009年10月30日 23:03
おんにょさん、こんばんは。書きなぐりのまま留守にしておりましたので、コメントできず申し訳有りませんでした。早速調査されたご様子ですが、決定打にはならず申し訳有りませんでした。グリッドを、ゼロまたはプラスにして、グリッド電流を流して使うポジティブグリッド管は使った事は無いのですが、素人考えとして、現状のバイアスでは、IPが流れすぎているような気がしないでも無いです。グリッドをプラスにして使う事から、そんなに柔なグリッドグでは無いと思うのですが?。ただ、グリッドのタフさと球のタフさは別ものでは無いかと推測します。確かロードラインをひかれたときはIP=18mAだったような?、実際のところはどうなんでしょう。私がリファレンスにしている、VT-224ppもB級PPで13W規格の球ですが、A級では0.8Wです。そのままでは面白みに欠けますので、カソードチョークドライブPPで、最大出力8Ω負荷5.8Vを何とか絞り出しましたが、実用になるのは4.6Vが限度です。単純に考えると、6Z7GPPで低電圧では、自信は有りませんが、0.1Wも出ればgoodかも知れません(ドライブ方法で改善できるとは思いますが)。云える事は、B旧動作の球をA級動作で使う時は無理は利かないと考えるのが正しいような気がします。
とんとん
2009年10月30日 23:06
誤字脱字が有りますが、訂正の仕方が判りませんので、ごめんなさい。
おんにょ
2009年10月31日 21:21
とんとんさん、コメントありがとうございます。
Ipが流れすぎるんです。だから+Bを下げたり、自己バイアス抵抗を追加したりしています。この回路では、グリッド電流が流れるとどうしてもグリッド電圧が上がってしまうんです。6Z7Gはお線香の半分ほどしかないカソードですから、常時電流を流すのは酷なのでしょう。

さて、じつは主役を交代して新シリーズをやろうと考えています。真空管を2本買ってきました。1本1,000円です。いろんなお店で売られているので、珍しいタマではありません。6Z7Gよりは出力がとれると思っているのですが。。。
とんとん
2009年10月31日 22:46
おんにょさん、こんばんは。主役交代ですか。さて、その次に控えしは・・・・・?。
ST管で双三極管・・・・う~ん!、6Z7Gの兄貴分の6Y7G?。トップグリッド管の6C8G?(これは、我が家の2A3のドライブ管でした)。値段から想像するに、中々思いつきません。さて、なんでしょう??。
新シリーズの発表を楽しみにしておきます。
おんにょ
2009年11月01日 22:07
とんとんさんこんにちは。
あっ、ST管じゃありませんで、前のブログに画像があったでしょう、MT管ソケット付きの。そっちのほうで遊んでみるつもりです。でも、5M-HH3ppの2番煎じになるかも。

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