6P3S CSPPアンプ・DCバランス確認 6P3S CSPPアンプは完成以来2週間で毎日稼働しているが、DCバランスがどうなっているのか気になっていた。 回路図を上記に示す。DCバランスの調整箇所は2つあって、それぞれ6N23Pと6P3Sの電流を上下で等しくなるようにする。 DCバランスを確認しているところ。 結果は6N23PがLch 0~0.… トラックバック:0 コメント:0 2020年02月14日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・完成 このアンプを製作しようと思ったきっかけはミニオフ会だった。会場が広く、かつ音が抜けてしまうので、出力の大きいアンプが有利になる。 音質が良いアンプとしてはCSPPアンプがある。出力10WのCSPPアンプなら手持ちにあるので15W程度を目標にしたい。これに見合った出力管には6L6GCがある。調べてみると6L6GB相当でロシア管の… トラックバック:0 コメント:9 2020年02月03日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・完成かな 特性は特に問題なし、試聴結果もOKなのでシャーシの両サイドへアクリルパネルを貼り付け、トランスの養生テープを剥がした。アクリルパネルにはホコリの付着防止に帯電防止剤を塗った。これで完成かな? DCバランスが気になったので測定したところ、出力段のDCバランスは問題なし、6N23PのプレートチョークKL10-05のDCバランスはLch… トラックバック:0 コメント:2 2020年02月01日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・NFBと詳細な特性測定 裸利得が66倍と多いため、2SK117BLのソースに入っているR3とR4を外して電流帰還をかけてみた。結果は66倍から46倍まで減った。これくらいで良しとしよう。 ところが500Ωの半固定だけだと調整がクリティカルで、しかも半固定抵抗の値のバラツキで左右チャンネルの利得に差が出てしまった。そのため半固定抵抗を1kΩとし、R3とR4… トラックバック:0 コメント:4 2020年01月30日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・動作確認 6P3S CSPPアンプの配線チェックをする。RchのOPTからSP端子への配線が逆になっていたので修正。 6N23Pを挿し、+Bにダミー抵抗をつないで電源投入。6N23PのDCバランス調整をする。測定器類をつなぎ6P3Sを挿して電源投入、オシロにサイン波が出ており正常動作を確認。動作一発OKだ。 出力段のDCバランス調整を… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月28日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・配線完了 6P3S CSPPの配線の続きをやる。6N23Pのソケット周りの配線及びグリッド抵抗の取り付け、アンプ部への配線をする。入力のシールド線を取り付けてGND配線をゆるく巻きつけた。 これで全ての配線が終わったことになる。案外閑散としている感じ。配線を束ねる作業は動作確認が済んだ後に行う。 トラックバック:0 コメント:0 2020年01月26日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・まだ配線中 6P3S CSPPアンプの配線の続き。OPTの配線をつなぐ。配線にクセがあるのと、長さが足りないのを継ぎ足して熱収縮チューブをかけているから時間がかかる。1時間やって6本くらいしか処理できなかった。終わったら出力管周りとプレートチョークの配線をする。 配線途中のシャーシ内部。だいぶ進んだ感じがする。 OPTからSP端… トラックバック:0 コメント:2 2020年01月24日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・電源部のテスト ちまちま進む6P3S CSPPアンプの進捗。+B電源基板に配線する。電源トランスの190mA端子への配線を忘れて基板を一旦はずしてハンダ付けした。 配線後に接続チェックしてOKだったので電源基板のテストを行う。+Bは306V、初段電源は43V、-Cは-13Vになった。AC100V換算では+Bは301Vとなり設計どおりとなっ… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月22日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・点灯式 6P3S CSPPアンプの配線を始めた。まずはAC1次配線(白)を済ませ、ロッカースイッチのランプが点灯するか、電源トランスの電圧が正常かを確認。 次は6本の真空管のヒーター配線をする。同じ青色で撚っているが回路図と一致させている。これが意外と綺麗に決まらないんだよね。いつも行きあたりばったりになっちゃう。チューニングが終わったら… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月20日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・レイアウト接続図作成 6P3S CSPPアンプのレイアウト接続図を作成した。私は昔からややこしいことが苦手で、平衡回路はどっちをどっちに接続したら良いのか悩むことが多い。 今回の作成時にも間違えまくって結局掲載した図のようになったが合っているかな? 出力段の回路は17JZ8 CSPPアンプからの踏襲だから大丈夫と思うけど、3段アン… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月18日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・組み立て開始 6P3S CSPPアンプの組み立てを開始した。まず軽い後面の端子やソケット類を取り付ける。MT管ソケットは当初ピンのない方向が前面にくるようにしたが、アンプ部の平ラグと照らしあせてみたら逆のほうが良かったので取り付け直した。 プレートチョークを固定するトランスケース下部プレートとの共締めが難しかったが何とかクリア。電源トランスを取… トラックバック:0 コメント:2 2020年01月16日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・平ラグ作成完了 その後もちまちまと作業を進めて全部で7枚の平ラグが完成した。 出力段DCバランス調整部とカソードCRの平ラグ基板。出力段DCバランス調整部の平ラグが間違いまくり。ジャンパー線を忘れたり12kΩの抵抗のところに33kΩをハンダ付けしたり。LchとRchのカップリングコンデンサの向きが違ったり。フィルムコンデンサには極性はない… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月13日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・平ラグ作成 シャーシと裏蓋のマットクリア塗装が完全に乾くのを待つことにした。その間に平ラグ基板の作成をやってしまおうと思う。 これは完成した+B電源部。12Pの平ラグに組んだ。間違えなかったのでスムーズに組み上がった。 シャーシ高50mm以内に収めるため高さには気を使う。7mmの黄銅スペーサーで高さは45mmになった。これなら裏… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月11日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・塗装失敗 浴室で#1000のペーパーで塗装の終わったシャーシと裏蓋の水研ぎをする。クリアの固まりがペーパーに付着していることに気づいた。乾かしてコンパウンドで磨く。どうにもツヤが出ない。しかも塗装が柔らかくて光らないところがある。ちゃんと高温乾燥させているのに、マットのクリアを厚く吹くと固まりにくいようだ。 コンパウンドをかけてもあ… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月03日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・塗装 6P3S CSPPアンプは試作機を作らずに本番機を製作することにした。まずはシャーシの塗装を済ませてしまう。 仮組みを解体してシャーシと裏蓋の罫書き線やバリ、溶接跡をペーパーコーンをつけたリューターで削った。 浴室で水を流しながらナイロンたわしを使ってシャーシと裏蓋に縦横斜めの傷をつける。 乾かしたらマスキング… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月30日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・仮組み 金属加工が終わったので仮組みをしてパーツの干渉などがないか確認する。USソケットと共締めするスペーサーに20mmのものが手持ちになかった。仕方ないので10mmのスペーサーを2個つなげて代用した。プレートチョークとトランスケース底部プレートの共締めが難しかったがクリア。 パーツを取り付け終わったシャーシ内部。ゆったり配置で干… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月28日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・トランスケース作成 6P3S CSPPアンプのプレートチョーク用トランスケースの製作を始めた。 まずは底部プレートの加工図をさくっと作成。 底部プレートに作図し印刷した紙を貼り付けて罫書き、オートポンチを打った。穴を開けてからピラニア鋸でカットしバリを取る。コの字に曲げる時に失敗しずれてしまったので修正したが凸凹になった。見えないところだから妥… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月26日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・裏蓋の製作 拙アンプには必ず裏蓋をつけることにしている。これはゴム足を取り付けるためと、動作時に持ち上げた時の感電防止を兼ねている。また、裏蓋をつけることでシャーシが補強できる。 さくっと裏蓋の穴開け図をSakraCADで作成。シャーシよりすこし小さめなのは飛び出して見えないようにするため。積極的に放熱するというより空気穴を設けて風の… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月23日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・シャーシ加工 6P3S CSPPアンプの穴開け図を印刷しカット、シャーシに貼り付けて罫書く。オートポンチでマーキング、シャーシの合わせ目に瞬間接着剤を流し込んだ。これで穴開けの準備が完了。 まずは電源トランスのボルト穴と角穴のための穴開けをする。角穴はコッピングソーで一周くり抜いた。平ヤスリで断面を整える。 お助けシャーシができた… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月21日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・穴開け図作成 6P3S CSPPアンプのレイアウトは結局こんなふうになった。 印刷してシャーシの上にパーツを並べ、どんな感じなのか確認する。6P3Sの背が高く、前面にせり出してきているように見える。 プレートチョークのケースはまだ無いので、紙でハリボテを作った。 入力のRCA端子が… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月18日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・パーツを買い出し 6P3S CSPPアンプのパーツをアキバへ買い出しに行ってきた。 千石電商→門田無線→エスエス無線とさくっと回って終わる予定だったのだが思わぬところに落とし穴があった。 千石電商で平ラグの6Pが売り切れ。秋月電子通商に行ったらやっぱり売り切れ。マルツパーツに行こうとしたらお店が無くなってた!(本店に集約したらしい) 瀬田無線… トラックバック:0 コメント:4 2019年12月11日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・平ラグパターン作成 6P3S CSPPアンプの平ラグパターンを作成した。平ラグを使う場合、最初に平ラグのピン数に乗る回路をパターンとして作成し、実際に作成した平ラグには配線をつなぐ作業がメインになる。 作成した初段アンプ部の平ラグパターン。私は何もない状態からパターンを考えるのが苦手で、とにかくマンガを描くと改善点が見つかるので何度か修正し、… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月09日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・レイアウト検討 6P3S CSPPアンプのレイアウト検討をしてみた。プレートチョークKL10-05はケースに入れシャーシ上に置くことにした。 現状ではこんなかんじ。17JZ8 CSPPアンプのシャーシW300mm×D170mmではとても収まらず、奥澤O-40(W330mm×D220mm×H50mm t1.5mm)のアルミシャーシにした。すこし大き… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月07日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・電源回路設計 6P3S CSPPアンプの電源回路設計はLTspiceでおこなった。電源トランスのPMC-190Mは+B端子が220Vと低めなので、ヒーター端子の6.3V+5Vを半波倍電圧整流して嵩上げする回路とした。また、同じヒーター端子を半波整流して初段用の-C電源を作っている。 シミュレーション回路図。FETリプルフィルタを使用… トラックバック:0 コメント:0 2019年12月05日 続きを読むread more
6P3S CSPPアンプ・ドライブ方法を考える 届いた6P3Sが6本。結構大きくて、高さは袴の下からてっぺんまで90mmある。前回の構想はこちら。 出力の目標は15Wとして、ドライブ方法はどうしようか。まず必要なドライブ電圧を求めてみる。 OPTの変圧比は√(5000/8)=25:1 8Ω15Wの電圧は√(8*15)=10.95V OPTの1次側では10.95*2… トラックバック:0 コメント:2 2019年12月03日 続きを読むread more
出力15WのCSPPアンプ構想 姉妹ブログの拙記事で書いたけど、出力15WのCSPPアンプでは6L6GCあたりが良さそうに思う。 昨日たまたま何かを調べていてロシア球の6P3Sが安価に売られていることがわかった。1本1,000円しないの?これならいける!と思ってついポチってしまった。 6P3Sは6L6GB相当ということで、規格を見たらEp max=375V… トラックバック:0 コメント:0 2019年11月23日 続きを読むread more