ACEのトランジスタラジオ

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トランジスタラジオのキット組立品を入手した。これはACEのAR-606という型番らしい。

私が中学生の頃、友人にトランジスタラジオキットの修理を頼まれたことがあった。IFTや抵抗が間違って差し込まれており、直してハンダをやり直したら鳴った。返却するまでの間、しばらくそのラジオを聴いていた記憶がある。

それがこのラジオかどうかは記憶が定かではないが、中学生の小遣いでは買えないくらいの値段だったから、ラジオをポンと買える友人が羨ましかった。

ヤフオクで落札したこのラジオを入手したときにはサーと小さい音がするだけで放送は受信できなかった。出品者によると「確認しました」ということだったので、パーツをあちこちつついていたら突然鳴り出した。ただ不安定で音が出たり出なかったりする。


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基板を外してハンダ面をつついてみると数箇所のテンプラハンダが見つかったのでハンダをやり直した。一番の問題点はボリュームの端子をカシメているところの接触不良だった。金属部をワイヤーブラシで磨いてハンダを乗せ、吸い取り線で余分なハンダを取ったら安定して受信できるようになった。


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とりあえず鳴るようになったら調整だ。トラッキング調整のやり方をすっかり忘れてしまっていた。ネットで検索するとNHK第一(594kHz)でOSCコイル(赤)を、ニッポン放送(1242kHz)でバリコンのトリマー(2個)を調整するようだ。ダイヤルと受信周波数が一致するように調整すれば良い。後はIFT(黄・白・黒)を音量最大となるように調整する。

IFTはブロードでどこが最大音量になるのかわかりにくい。でも455kHz発振器を使うまでもないというか、このラジオを組み立てた人がそんなの持っているわけはないのでこの程度の調整でも構わないだろう。強電界の江東区なら、調整がいい加減でもガンガン鳴る。バーアンテナのコイルがボンドで固定されていたので調整しなかった。

ポータブルラジオの宿命というか、キンキンした音色で聞き取りやすいがもっと低音出てくれよと思う。電解コンデンサの容量抜けかと思って並列にコンデンサを接続してみたが変わらなかった。こんなもんかなあ?まあ音量を上げなければうるさいと感じない。

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