6922プッシュプルアンプに6BQ7Aを挿してみた

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拙6922プッシュプルアンプに6BQ7Aを挿してみた。
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6BQ7Aは6DJ8系と同じピンコネでμ=38、rp=5.9KΩと6DJ8とはμがすこし高くrpが倍となっている。Ep maxは250V、Pp maxは2Wもある。TVチューナーのカスコード回路に用いられたテレビ球で、そのためか価格は安い。


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6922プッシュプルアンプにそのまま挿した時のロードラインを上記に示す。OPTは14KΩppで、差動回路のためロードラインは7KΩで引く。丸印が動作点で線分の右下が長くなっている。動作点はEb=136V・Ip=10.4mA・Eg=-1.7V。これをEb=165V・Ip=10mA・Eg=-2.3Vにすれば最適化されると思う。


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回路図に実測の電圧を記入したのでご参考。回路は、本家6DJ8差動プッシュプルアンプとは2SC1815によるエミッタフォロアを追加した点が異なっている。AC12.6Vの半波3倍電圧整流で+B1を安定化して供給する。C2は隠し味で、DEPPの調味料を足すことで自分好みの音質となるようにしてある。


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諸特性を上記に示す。6922プッシュプルアンプの特性はこちら。周波数特性はほぼ同じ、利得がすこし6922より低くなった。DFはrpが高いせいで4.4。


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周波数特性。6922プッシュプルアンプとほぼ同じだが高域の低下がすこし早めなのは利得の差か。


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Lchの歪率特性。歪率5%での出力は0.7W。動作点が最適化されれば0.9W出ると思う。小出力で100Hzの歪率が他の周波数より悪いのは原因不明。DCバランスを取り直しても変わらなかった。


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Rchの歪率特性。こちらのほうが最低歪率が低くて0.03%。

すこしだけ試聴してみたけど、駄耳での印象はとても滑らかで聴きやすかった。私の回路ではトランスの+Bタップの電圧が高めで-CとFETリプルフィルタで+Bを落としているからフィッティングできると思う。

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