D級アンプの比較試聴

三土会でMAX9704を使った、ストロベリーリナックスのD級アンプの比較試聴をしてきた。

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見元氏のそれは、入力と電源のコンデンサを変更し、IC周りに徹底的なシールドを施したもの。周波数は940KHz、ゲインは19.1dB。また、ボリュームではなくロータリースイッチを使って抵抗を組み込んでいる。

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私のは周波数とゲインを合わせ、入力及び電源コンデンサはキット付属のもの。オリジナルのままだ。電源は1つのスイッチング電源をどちらのアンプにも使用した。

彼が最初にデモしたバイオリンの曲は、おおっ、いいねえ、と思わせるような深みのある、説得力を持った音が出ていた。普段あちこちでおしゃべりが止まらない三土会で、誰もしゃべらないのは、例えて言えばスーザン・ボイルが某オーディションで歌い始めた時の驚きといったら言い過ぎか(笑)。

対する私のオリジナルバージョンは、えっ何か違うな、なんだか普通になっちゃった、というような音で、音の傾向は同じだけれどつまらない音だった。私の駄耳でもわかったから、やっぱり聴いた人の耳には違いがわかったのだろうな。私ではうまく言い表すことができないけど、事実はそういうことだ。

実は昨日、ゲインと周波数を変更するのに加えて、電源につないでいたMUSEの電解コンデンサも取ってしまった。そうしたら、なんだか違和感があって、どうもおかしい。特にゲインは29.6dBから19.1dBに下げただけなので、その分ラインアンプのボリュームを上げれば良いはずなのに、不満は解消されなかった。

帰宅してから自分のアンプを元に戻したら違和感が解消されたから、やはり比較試聴のためにいじった個所が原因だったのだろう。

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見元氏のアンプにはVishay/Roederstein EKAの電解コンデンサが使われている、桜屋電機店に行く機会が増えたと言っていたから、きっとそこで購入したのだろう。容量値と電圧は聞きそびれてしまった。きっとSPRAGUEとかも試験済みなのだろうと思う。

私はコンデンサならブレンドコーヒーみたいにいろんなブランドのものを並列にするほうが、そのコンデンサ特有の音色が出なくて良いだろうな、と思っているが、見元氏は特定のコンデンサの音色が強調されてしまうと言っていた。果たしてそうなのかどうかはわからない。

それでも私は入力コンデンサの交換はやらないと思う。なぜって、細かいプリント基板のパターンを破壊せずに交換するのは大変だからだ。老眼が進んでいるから見えないということもある。

それより駄球アンプなんぞ作っているほうが面白いからねえ。

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