10EW7差動アンプ・その3

続いて利得の計算。
差動アンプの場合は、片chのシングル動作と同じように利得が計算できる。

12BF6の利得
μ×RL/(rp+RL)=16×22K/(8.3K+22K)=11.6

10EW7 section1の利得
RL=22K//470K=21K
μ×RL/(rp+RL)=17.5×21K/(11.7K+21K)=11.2

10EW7 section2の利得
μ×RL/(rp+RL)=6×4K/(800+4K)=5.0

OPTの巻線比
√(8K:8)=31.6:1

以上から、総合利得は
11.6×11.2×5.0÷31.6=20.6 [倍]

実際はOPTのロスがあるので18倍(25.1dB)くらいだろうか。

最大出力の計算
Po=Ip^2×RL÷2=(0.035)^2×8000÷2=4.9(W)
実際にこれほどの出力が出るかどうかは、+Bが低いこともあるし、もっと低下するだろう。

アンプのデザインについて。
自作だからデザインに自由度を持たせたい。7C5ppアンプで検討したデザイン案の1つが面白そう。OPTは端子むき出しのタイプなので、シャーシ内に入れる。チョークトランスは使用しないので、シャーシ上は電源トランスだけになる。下のEL32シングルアンプの兄弟のようなデザインになりそう。

シャーシ内は、平ラグを用いた+B電源用が2個、増幅回路用が左右ch2個の構成となる予定。CR部品を全てラグ上に乗せるので、それぞれが完成したら結線するだけとなる。

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