42シングルアンプ・OPTの1次インピーダンスを変更してみる

42シングルアンプ2号機をリニューアルすることを考えている。電源トランスを変更し、出力を増やしたい。同じ6F6系の拙47シングルアンプはOPTのインピーダンスを5kΩとしているので、42シングルアンプを同様にしたらどうなるのか実験してみた。


UZ-42.jpg
今回テストに使った東芝のUZ-42(左)とマツダのUZ-42。明らかにプレートの大きさが違うよね。左のは6F6系のタマをUZソケットにしたような感じ。だからテストデータは普通のUZ-42と異なると思われる。なのでデータをそのまま鵜呑みにしないでほしい。

42シングルアンプ2号機のOPTはISOのFC-12Sで、2次タップの切り替えで1次インピーダンスを変更できる。現状では7kΩとしている。

電源トランスはPMC-95MからPMC-100Mにする予定。1次インピーダンスを7kΩから5kΩに変更するとロードラインが立つのでプレート電流を増やす必要がある。そこでカソード抵抗を3.3kΩから2670Ωに減らし、3結での電流を24.8mAから31.7mAまで増やした。電源トランスの+B電流が不足するのでステレオではなくモノラルとした。


42_single_schematic_5k.gif
実験での回路図を上記に示す。赤字は実測値。+Bの電流が減ったため、R9を62kΩから100kΩにしたがそれでも電圧が高めとなった。


42_single_characteristic_5k.gif
詳細な特性を測定。RL=5kΩが今回の測定値。出力は微増、利得は変圧比の関係で増え、NFBは微増、DFは低下した。


42_single_freq_5k.gif
NFB有り無しの周波数特性。NFB有りでは低域と高域が伸びている。おそらく高域補正の必要がある。


42_single_distortion_5k.gif
歪率特性。全体に7kΩより5kΩのほうが低歪みとなった。

結論を言うと、5kΩにして42の動作点を最適化しても出力は微増にとどまり期待ほどは出なかった。ダンピングファクタが低下したのは変圧比の関係だが、4.5というのはまあOKだろうか。

PMC-100Mで7kΩとするためには+Bを高めにする必要がある。FETリプルフィルタの前に小さなチョークを入れて入出力電位差を25Vから12Vに減らせば約10Vアップできる。5kΩなら残留ノイズが0.08mVと低いので、あえてチョークを入れる必要はない。

PMC-100Mなら6.3V2Aが3巻線あるから2巻線を使って整流し+Bに加えれば電圧がアップできる。ロードラインを引いてみてフィッティングすれば出力アップ可能かもしれない。そちらも検討してみるか。

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