6DE7シングルアンプ・試聴と特性測定

とりあえず動作に問題ないことを確認できれば、ちょっと聴いてみたいよね。無帰還の状態で試聴してみた。


6DE7_single_outside3.jpg
澄み切った高域、ウインドウチャイムがキラキラリーン、ただ低音がブンブンいうけど。これはDFが低いから仕方ない。女性ボーカルも魅力的だ。でも以前聴いた6DE7シングルアンプの音ってこんなだったっけ?思い出せない。


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無帰還の状態での諸特性。高域が伸びている。DFが2.7あるのは6DE7 unit2の内部抵抗が925Ωと低いのと、OPTが7kΩのため。無帰還の2A3シングルアンプ並み?

軽くNFBをかけることにし、NFB抵抗の代わりにボリュームで探ったら4.3kΩだった。手持ちの抵抗3.3kΩと1kΩを直列にして入れた。


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現状の回路図を上記に示す。


6DE7_single_characteristic2.gif
NFB後の諸特性。3dBのNFBだが高域は110kHzくらいまで伸びた。DFは4.2となった。


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無帰還での周波数特性。210kHzまでピークやディップが見られない。


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NFBをかけた周波数特性。20Hz~20kHzではほぼフラット。


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ついでにクロストーク特性。20Hz~20kHzでは-68dB以下となっている。


6DE7_single_distortion_Lch1.gif
Lchの歪率特性。6DE7 unit2の直線性が悪いので2次歪みが多めでカーブが直線的になっている。1Wで5%程度の歪率。試聴結果が良かったので歪率特性を調べなきゃよかったかも。歪率5%での1kHzにおける出力は1.4W。


6DE7_single_distortion_Rch1.gif
Rchの歪率特性。こちらも同様でカーブが直線的。歪率5%での1kHzにおける出力は1.3Wだった。

出力段での2次歪みが多いので、初段の利得を減らして歪みの打ち消しをすれば良いが総合利得も少なくなってしまう。タマの直線性の悪さを知った上で設計しているので、歪率特性が良くないのは無視するしかないか。

NFB後での試聴結果。浅いNFBだが低音が締まってブンブンいわなくなった。音の印象は良いのだが、私が製作すると音色がみんな似てしまう。

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