6DN7シングルアンプ・NFBと詳細な特性測定

動作に問題がなさそうなのでNFBをかけることにし、1.8kΩで周波数特性を見る。100kHzあたりに小ピークが見られるため150pFの位相補正容量を入れた。SP端子が無負荷の状態で0.1uFのコンデンサを入れると発振するが、特殊な条件なので無視する。


6DN7_single_schematic6.gif
回路図を上記に示す。


6DN7_single_characteristic2.gif
詳細な特性を測定。周波数特性の高域は152kHzまで伸びた。NFBは6.3dB~6.4dBとなった。DFは5.7あるので問題ないだろう。残留ノイズは0.09mVまで低下。


6DN7_single_freq4.gif
周波数特性。150kHzあたりに小さな階段がある。


6DN7_single_freq5.gif
LchのNFB有り無しの周波数特性。


6DN7_single_freq6.gif
RchのNFB有り無しの周波数特性。


6DN7_single_crosstalk1.gif
クロストーク特性。20Hz~20kHzでは-66dB以下となった。周波数が低くなるに従い悪くなるのはカソードバイパスコンデンサによる回り込みと思われる。高域クロストークは問題なし。


6DN7_single_distortion_Lch1.gif
Lchの歪率特性。6DN7は直線性が良くないので2次歪みが多め。110Hzが他の周波数に比べあまり悪くならないのはパラレルフィードによるものだろう。5%歪みでの出力は2.3W。


6DN7_single_distortion_Rch1.gif
Rchの歪率特性。Lchと同じカーブを描いている。5%歪みでの出力は2.4W。

特性を調べた限りにおいては問題なかった。


6DN7_single_outside5.jpg
3階自室にて試聴する。最初のうちはあまり特徴のない音だった。エージングが進むと打楽器がリアルだし曲によって表情を変える。低音にボリュームがあってまるでプッシュプルアンプのよう。爆音にしても低音が出るし、サチる一歩手前のバカでかい音で鳴らせる。これがパラレルフィードの音なのか。傍熱管シングルの中ではかなりいい線を行っているんじゃないかな。

スポンサーリンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント