4P1Lシングルアンプ・動作確認

配線チェックをしたらRchの+B1が隣の端子(6V)へつないであったので修正。+Bに5350Ωの負荷をつないで電源を投入し初段の電圧を確認。続いて4P1Lを挿して電圧の確認。

Rchのカソード電圧が34V程度にしかならない。Lchは66Vくらい。Rchのプレート電圧がめちゃくちゃな表示になって測れない。これはRchが発振しているに違いない。

SP端子にDMMをACレンジにしてRCA端子に指を触れ、電圧が上昇するのを確認。Rchは何も入力しなくてもAC0.8V程度出ている。いちおう動作OKなのかな?正常なのはLchだけだから半分OKだ。

Rchのグリッドへ直列に1kΩを入れてみるが発振は止まらない。4P1Lのプレート配線をいじるとカソード電圧が変動するので、プレート配線を初段から遠ざけて遠回りするように変更。すると発振は止まった。10mmくらい離すようにしたんだけど足らなかったようだ。Lchも同じ修正をやっておいた。

回路の電圧を確認、問題なし。簡単に特性チェックを行う。裸利得が47倍と多い。回路設計では32.1倍だった。原因はわからないがR3の68Ωを100Ωに増やして電流帰還をかけることにする。これで利得は39倍になった。まだ多いがこれでやってみる。

無帰還で発振したのでNFBをかけたらどうなるか。NFB抵抗R8の代わりにボリュームで6dB程度かけてSP端子に0.22uFを接続、ダミーロードをオフにすると発振する。そこでSP端子に0.1uFと10Ωのゾベルを入れたら発振しなくなった。

オシロでサイン波を見るとカットオフのほうが早くクリップすることがわかった。カソード抵抗R6の3.3kΩと並列に20kΩを接続して2833Ωとし、カソード電圧67V、カソード電流23.6mAでほぼ同時にクリップするようになった。


4P1L_single_schematic2.gif
回路変更部分を青字で、実測の電圧を赤字で示す。


4P1L_single_characteristic1.gif
この時点で簡単に特性を測定。周波数特性はかまぼこ、DFは無帰還で2.3~2.4程度あり。残留ノイズは低くて0.08mVと0.05mVだった。


4P1L_single_freq1.gif
無帰還での周波数特性を上記に示す。140kHzまで素直に落ちていっておりピークやディップが見られない。

当初はどうなることかと思ったが、まともに動いていそうだ。次回はNFBによるお化粧をして詳細な特性を測定する予定。

スポンサーリンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント