4P1Sシングルアンプ・本番機の特性測定

4P1Sシングルアンプ本番機の特性測定をおこなった。試作機の最終版と回路的には同じなので、特性に違いがあるか、もし違う場合は何が原因かを確認する。

4P1Sを換えたので、どうせならと数本ずつある6N23Pと4P1Sを取っ替え引っ替えして左右チャンネルの利得が揃うようにした。


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諸特性。試作機で初段と出力段との歪み打ち消しフィッティングを行った結果、利得が増えたので本番機も同様になった。またNFB抵抗値を変えなかったのでNFB量が4.6dBから5.2dBに増えた。DFも同様に増えている。残留ノイズが幾分低くなったのはNFB量が増えたためか。


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試作機では最終的にR2を560Ωから330Ωに変更したが、その後の諸特性は調べていなかった。


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周波数特性。10HzあたりにピークがあるのはカソードチョークとC3による共振かもしれない。試しにC3を10uFから33uFまで増やしたところ、ピークは無くなった。このピークは出力を0.5W程度出すと消えてしまうし、バスブーストの代わりになるかもと思ってそのままでいくことにした。


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クロストーク特性。20Hz~20kHzでは-69dB以下となっている。2本の曲線が重ならないのは残留ノイズに差があるため。


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Lchの歪率特性。110Hzが悪めなのはOPTのインダクタンス(実測12H)が低いためと思われる。歪みの打ち消しが効いて1kHzと10kHzの最低歪率が下がっている。1kHzの歪率5%での出力は2.8Wだった。


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Rchの歪率特性。1kHzの歪率5%での出力は2.9Wだった。

特性を調べた限りでは特に問題なさそう。


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サイドパネルをボンドで貼り付けてトランスの養生テープを剥がした。これで完成かな?

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