ST管スーパーのレストア・その2

ST管スーパーのレストアの続き。ACコードを新品に交換した。


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シャーシ内部はこんなふうになった。


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ACコードを通す穴が小さくて通らないので、ステップドリルで広げた後ゴムブッシングをはめこんだ。

隣のヒューズホルダは端子が弱くてシャーシを立てたり寝かしたりしているうちにいつの間にか変形して接触不良になってしまう。電源を入れてもオンにならないので慌てたことが2度あった。


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なんだか音が歪んでいるのでIFT調整をすることにした。以前作った変調付きの455kHzオシレータをアンテナにつないで、AVC電圧を見ながらIFTの上側を回した。IFT1は3回転くらいしないと電圧がマイナスの最大にならなかった。ちゃんとピークは出ている。IFT2は回さなくても合っていた。

IFT1の調整が大幅にずれているというのは、コイルと並列になったコンデンサが経年変化で容量が変わったのかもしれないがよくわからない。


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SW付きボリュームのマンガを描いてみた。ボリュームを左に回し切るとPU入力となる。BとコモンがGNDにショートされラジオの出力が出なくなる。SWがオンの時はAとコモンがショートされ、PU入力がGNDに落ちる。このSWが接触不良になると、ONではボリュームの音量が変化せず、OFFではラジオの音が止まらなくなる。


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交換したペーパーコンデンサの絶縁抵抗を測定してみた。絶縁抵抗計には500V1000MΩのメガーを使った。


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新品の絶縁抵抗がどのくらいだったのかわからないが、やはりこの程度では使えない。特にカップリングコンデンサ(パラフィンが溶けた0.01uFで1.3MΩ)は交換が必要。以前調べた時の記事はこんなふうだった。


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一応レストアが完了したST管スーパーなのだが…。


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裏蓋を撮影するのを忘れていたので追加。

電源オンから暖まるにつれて受信周波数が変動したり、ちゃんとしたアンテナを付けていないせいもあるけど放送局の電波の強さで音量が変動したり、ST管スーパーってこんな程度なのか、経験がないのでよくわからない。

聴いているとハムが気になるので改造しようかと思っている。こんなことを書くと、オリジナル回路を尊重すべきであるとか言い出す人がいるに違いない。でも誰かに譲るのならともかく、自分で使うぶんには問題ないと思う。

おそらく新品の当時でもハムが出ていたに違いない。ブーンという動作し始める音と共にラジオの音声が聴こえてきたのだろう。

他にはマジックアイが明るく光るやつに交換したいと思っている。1本くらい拙宅の真空管ラジオでそういうやつがあっても良いだろう。

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