ユニバーサル実験アンプ・特性測定

結局EL32シングルアンプの回路とほぼ同じとなってしまったが(カソードに定電流回路が入っているか抵抗だけかの違い)、NFBをかけて特性を調べてみることにした。

まずNFB抵抗の代わりに10KΩのボリュームを入れて利得が半分になる抵抗値を探ったら2.06KΩだった。抵抗は2KΩとした。オシレータの周波数を10KHzからスイープして出力電圧が増えなかったので位相補償容量は入れなかった。


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回路は上記になった。12A6GTYは3結となっている。


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諸特性を測定。周波数特性は高域が伸びて100KHzを超えた。NFB量は6.2~6.3dB。DFは4.6と十分。残留ノイズは0.08mVだった。


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周波数特性。2個のOPTの特性がほぼ揃っている。低域がだら下がりなのはOPTのインダクタンスが低め(13H)のせいと思われる。


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クロストーク特性も参考に測定。20Hz~20KHzでは-68dB以下となっており、低域でも残留ノイズに埋もれている。


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Lchの歪率特性。100Hzが悪め。5%歪みでの出力は1KHzでは1.5W出ている。


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Rchの歪率特性。こちらも同様だった。

特性では特に問題なし。低域を伸ばす、100Hzの歪率を改善するにはインダクタンスの多いOPT、例えば東栄のT-1200を使えば良くなると思う。但し高域が早く低下する。


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もうここまできたら試聴するしかない。早速3階の自室に持ち込む。いきなり鮮度の良い音が飛び出してきた。とても澄んだ音で低音も十分出ているように感じる。

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12A6/12A6GT/12A6GTYで比較試聴してみた。結果は残念ながら私の駄耳では違いがわからなかった。一番ヒーターの明るい12A6GTYが見栄えして良いかもしれない。
  

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