ノグチトランスPMF-5WSの特性測定

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ノグチトランスのユニバーサルシングルOPT、PMF-5WSを入手したのでいろんな特性を測定してみた。

データシートではB-5K-7KΩ:0-4-8-16Ωで出力は5W/60Hz、許容DC電流は70mA(5K)・60mA(7K)、周波数特性は30Hz~50KHz(DC30mA 5K-8Ω -1dB)となっている。また1次インダクタンスは13H(5K 40Hz DC30mA)・18H(7K)。データシートはこちら(pdf)。


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接続図を上記に示す。
実測のサイズはW78mm×D48mm×H48mmでビス間は68mm(M4)、重量はNo.1が438g、No.2が442gだった。


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測定治具を用いてNo.1のインダクタンスを測定した。1次側はB-7KΩ間で測定。DCRは275.7Ω(at 20℃)。重畳DC電流を30mAとしたのはデータシートと比較してみたかったから。50Hzでのインダクタンスは13.0Hだった。ちなみに重畳DC電流20mAでは13.4H、40mAでは12.3H、50mAでは11.2Hとなった。スペックの18H(7K 40Hz DC30mA)は私の測定環境ではそんなに高く出ない。


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念のためNo.2のインダクタンスも同様に測定した。DCRは275.1Ω(at 20℃)。50Hzでのインダクタンスは12.9Hだった。ちなみに重畳DC電流20mAでは13.2H、40mAでは12.3H、50mAでは11.3Hとなった。

春日無線のOUT-54B57(KA-54B57T)は、重畳DC電流30mAでは13.4Hなのでほぼ同等といえる。


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OPTの2次0-8Ω間に8Ωのダミーロードを接続した時のインピーダンス特性。1KHzでのインピーダンスは7.2KΩで、仕様とほぼ同じ。


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EL32シングルアンプでKA-5730の代わりにPMF-5WSをつないで周波数特性を測ってみた。利得は16.7倍(24.4dB)でNFBは6.1dBかかっている。位相補正なし。高域は160KHzまでなだらかに落ちていっている。仮接続しているのでそれ以上の周波数特性に関してはあまり参考にならないだろう。それでもNo.1とNo.2では特性が良く揃っている。

インダクタンスはこのクラスのシングルOPTとしては一般的であり、rpの高い真空管では低域でレベル低下が起きやすい。高域が伸びており素直に減衰しているからNFBは安定してかかるのではないだろうか。

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