12B4A SRPPアンプのリニューアル

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次期作品は新規製作ではなく過去の作品のリニューアルを考えている。それは12B4A SRPPアンプだ。このアンプは標準シャーシで組まれており鉄シャーシで頑丈なのだが重く、MT管が6本だからGT管を想定している標準シャーシでは閑散としている。

これをアルミシャーシに組み直して軽量化したい。シャーシはもっと小型化する。現状は幅32cmで、見積もってみると25cmでも大丈夫なことがわかった。

このアンプはクールでシャープな音色という位置づけだ。私の製作するアンプはチューニングすると皆同じような音色になってしまう。いろんな音色のアンプがあったほうが面白いし、このアンプの音色をそのまま活かしたい。


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オーソドックスな配置でレイアウトを考えてみた。電源トランス前には小さなチョークコイルを持ってきた。FETリプルフィルタの前にLCによるリプルフィルタを入れると残留ノイズの低減に有効なことがわかっている。


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リニューアルする回路図の変更案。電源部はLCフィルタを追加したのと細部を見直し。アンプ部は基本的には同じだが、12B4Aをプレート損失100%で使っていたのを、電流を減らしてすこし抑え気味にしてみた。電流を増やすと音色的にはウェットの方向に変化するが、回路の持つ音色自体は変えられなかったので減らしても良いかなと思う。

SP端子にZobelをつけた。これは高域が伸びているので不安定になるのを避けるため。要らないかなあ?あっても問題にはならないと思うけど。

出力管の電流を増やしたほうが最大出力はアップするが、歪率カーブは直線的に変化する。電流を減らすと初段との歪みの打ち消しが起きてカーブが曲線になる。これは以前の実験結果より。


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12B4Aのカソード抵抗を560Ω→680Ωとし、オーディオアナライザVP-7721Aで歪率特性を測定してみた。歪率5%での出力は3.3Wだった。各周波数での歪率カーブが一致していて良い特性だ。
  

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