PCL83 CSPPアンプ・NFBと詳細な特性測定

PCL83 CSPPアンプ試作機は無事動作していることが確認できたので、NFBをかけることにした。その前に無帰還での周波数特性を調べてみた。


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高域がきわめてなだらかに落ちていく特性となっている。左右チャンネルでの特性差は無し。

NFBをかけるべくボリュームで値を探る。利得は15倍では1.2KΩ弱となった。CSPPアンプはNFB量に音が影響し難いので、発振しないかぎり一気に深めにかけてしまおう。


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NFBをかけた時の周波数特性。90KHzあたりに小ピークが生じている。


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NFB抵抗と並列に位相補正容量を入れたところ、330pFでピークが消えたのでOKとした。


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NFB抵抗1.2KΩ、位相補正容量330pFでの周波数特性。


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現状の回路図を上記に示す。


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詳細な特性を測定。高域の-3dB点は145KHz~148KHz。5%歪みでの出力は6.0Wとなった。NFB量は7.8dB~8.0dBと深め。DFは12.5まで増えた。残留ノイズは0.06mV~0.08mVまで減少。


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クロストーク特性。低域は良いが高域が悪い。20KHzでは-62dB。左右チャンネルの真空管の間にアルミ板を立ててみたが殆ど変化なし。


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Lchの歪率特性。3本の線が揃っている。


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Rchの歪率特性。残留ノイズが低いせいで極小出力での歪率が良い。やはり周波数での特性の差は見られない。

出力が6Wなのは妥協するとして、クロストーク特性が悪く解析の必要がある。
    

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