トランジスタ式ミニワッターPart4の高域歪み改善・その2

今回変更したのは位相補正コンデンサのみだが、どうせ特性を測定するのなら詳細な特性を再測定して備忘録として残しておくことにした。


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諸特性を上記に示す。大幅に変わったのは高域の-3dB周波数で、195KHzから370KHzになった。出力はやはり1.9Wだった。利得がすこし低くなったのは1KHz2Vでの値を採用したせいか。

ダンピングファクタはオンオフ法で測定したが、値が高いためDMMを使用し400Hz2Vで算出した。残留ノイズはLPFを使わずに45~46μVだった。消費電力はエコチェッカーでの測定値。


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周波数特性。LchとRchの線が重なって1本に見えている。改造前に比べ肩特性がなだらかになった。


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クロストーク特性。20Hz~20KHzでは-90dB以下。デュアルモノ構成なので有利。


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Lchの歪率特性。10KHzの悪化が無くなり3本の線が一致した。歪率1%での出力は1.9W。定電圧電源だから電源電圧を上げれば出力は増えると思うけど、発熱量も増える。


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Rchの歪率特性。Lchの歪率特性とほぼ同じ。歪率1%での出力は1.9W。

使用測定器
・オシレータ TEXIO AG-205
・ミリボルトメータ LEADER LMV-181B
・オーディオアナライザ Panasonic VP-7721A

なんか本家のほうも改善したようで、Part4を改造してPart5にしたのだとばかり思っていたらPart4もあったんだね。
  

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