T-1200のDC重畳インダクタンス特性

東栄変成器T-1200のDC重畳電流を振ってインダクタンスを測定してみた。T-1200はイチカワトランスのITS-2.5Wと同じと思われるので、1次許容最大DC電流40mAまでの測定とした。


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測定治具は上記のとおり。OPTの2次側はオープン。電流が少ない時の測定にはR4と直列にボリュームを入れた。SW3はR1の1KΩ。T-1200は0-7KΩ間を測った。DCRは実測305Ω。


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最初に測定周波数を50Hzで測ってみたのを上記に示す。0~2.8mAが飛んでいるが、DC重畳電流によりインダクタンスが急激に下がり、後はDC電流を増やすとだら下がりにインダクタンスが減少していく。10mAでは19H、20mAでは18H、30mAでは16.8Hといったところ。


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次にチョークの測定で用いられる120Hzでやってみたのを上記に示す。グラフの傾向は50Hzと同じだがインダクタンスは少なめになる。10mAでは16.7H、20mAでは15.9H、30mAでは14.6Hといったところ。

3HA5シングルアンプでのDC重畳電流が10mAで、6HA5パラシングルアンプではDC重畳電流が20mAと倍増するのでインダクタンスがどのくらい減少するのか知りたかった。50Hzでは-5.3%、120Hzでは-4.8%と5%程度の減少に留まるようだ。6HA5パラシングルアンプではrpが並列となるのに対し、インダクタンスの減少が少ないから低域のレベル低下を防止できると思われる。

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