3HA5シングルアンプ・特性を再測定

OPTの4Ω端子に8Ωをつないで7KΩ:8Ωを14KΩ:8Ωとしたので、再び特性を測定してみた。


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まずは諸特性を再掲。NFB量はRchのほうが少ないのになぜか高域-3dB点の周波数が高い。


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周波数特性。全体に高域寄りにシフトした。Lchの70KHzにディップがあり、-3dB点の周波数はLchのほうが低くなることがわかる。


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クロストーク特性。これはOPTを接続変更しても変わらなかった。


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Lchの歪率特性。全体的に低歪みとなっているが、105Hzだけ違うのはNFBでの改善量が少ないため。これはOPTの1次インピーダンスが14KΩになってもインダクタンスが変わらないためだろう。105Hzを除けば5%歪みでの出力は200mW。


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Rchの歪率特性。やはり同じ特性になった。105Hzを除けば5%歪みでの出力は200mW。NFBを増やせばLchと同様になると思われる。

それにしても特性をチマチマ手動で測って気にならないのは私くらいかもしれない。測定する機会が多ければふつう自動測定へ行くよね。Analog DiscoveryはTHD+Nが測定できないし、あのウネウネが気になる。

3HA5は2本しかないので、もっと増やして特性の良いLchに特性を揃えたい。でもこういうテレビ球、しかもヒーター電圧が特殊なのはなかなか無いんだよなあ…。

ヒータートランスが6.3V0.5Aなので6HA5で揃えるという手もある。ヒータートランスに東栄のJ631を使うなら、0-5V間を使って2HA5の2.2V0.6Aを2本直列点火する手もある。

もともとが小出力だから、ボリュームをガバッと上げて明らかに音が歪んでいる状態からボリュームを絞って歪みがわからない音量に落とすワザが使える。その音量で音が大きいと感じたら、ちょうど良い音量に絞るとどのくらい余裕があるのかわかる。

音量を上げて歪んだ状態にして、それがどのように聞こえるのか確かめるのは小出力アンプには有効だと思う。歪んだ音はアンプによって違う。

1週間位聴き込んで良い印象が変わらなかったら本番機を製作しようと考えている。真空管がチビだからケースも小型にしたい。ところがトランス類を全てケース内に収めようとするとどうしても大きくなってしまう。OPTを外に出せば小型のケースが採用できそうな気がする。

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