6B4Gシングルアンプ・回路変更の要点

今回は回路変更する点をリストアップしてみた。備忘録として残しておきたい。
画像

① ボリュームレスへ
DAC側にボリュームがあるので無くし、代わりにR14(51KΩ)を入れる。

② ハムバランサに抵抗追加
R15とR16として22Ω2Wを追加する。これですこしはハムバランサの調整がしやすくなるはず。0.14Aの電流増加があるのでフィラメント電圧が下がるかもしれない。その場合はC4とC5の容量を増やして6.3Vとなるようにする。

③ ロータリースイッチを2個のトグルスイッチへ変更
回すのに力が必要なロータリースイッチをやめ、2個のトグルスイッチへ変更する。SW1が電源オンオフ、SW2がスタンバイ~オペレートになる。SW2は83のプリヒート用。

SW2はネオンランプに直列接続した220KΩを入り切りすることによって、スタンバイ時にはぼんやり光り、オペレートでは普通に光るというギミックになっている。それを例えば2色LEDで赤はスタンバイ、緑でオペレートとすることもできるけれど、自分でわかれば良いのでこんなふうにしてある。SW2をオンにしたままSW1をオンにすることだけを避ければ問題ない。

RCAの83を使っていた時には、プリヒート状態でも83のプレートにトランスの電圧が加わっているせいか、いきなり発光してヒューズが切れることがあった。一般的には水銀が蒸発して管壁が曇り、それが晴れたらオペレート、というのはこういった問題が無い状態で行うもので、実際には何が起こるかわからない。

PhilipsECGの83だとゲッターは飛んでいるし、管壁に水銀のつぶつぶが見えることは無いしで、果たしてプリヒートが必要かどうかわからない。


画像

これは製作当初の回路図。ずいぶん違うもんだね。6N2PのSRPPで6B4Gのグリッドを直結している。FETリプルフィルタは無いしシンプルそのもの。半導体といえばフィラメント電源用のブリッジダイオードしかない。

当初はインパクトがあってクールな音色で自分の好みとは合わなかった。また、高域の歪率を改善しようと6N2PをSRPPからパラの1段増幅に改造したが特性はおろか音色の傾向も変わらなかった。

そこで初段を2SK170と6922のカスコードへ変更。利得が多すぎたので10dBのNFBをかけたら普通の音へ変わってしまった。今思えばNFBを多くかけ過ぎた。

更に2SK170を2SK117に変更して裸利得を下げ、Trのエミッタフォロアを加えて軽いA2級に改造した。NFBは6dB程度に留めた。これで出力がアップ、繊細でスケール感がありキレが良い音色の印象となった。

今回、アンプ部の回路は変更していないので得られる音色は同じだろう。もっぱらフロントパネルのデザインを変えたのでアンプの印象が違ってくると思う。

画像

スポンサーリンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

ナイス ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック