VT-62シングルアンプ・コンデンサ実験

VT-62シングルアンプの出力段コンデンサを付け替えて音色の違いを調べてみた。


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上記回路図における信号ショートループ(C4)のみをデフォルトとし、パスコン(C19)にフィルムコン及び電解コンデンサを追加して比較試聴を行った。


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試聴に用いたコンデンサ。フィルムコンデンサはたまたま手持ちのJANTZEN Cross Cap 1uF400Vにした。これは海神無線で扱っている。電解コンデンサは東信工業の低ESR 1000uF50V。

試してみたが、どうも私は駄耳なので音色の違いがよくわからない。そこで私より耳の良い!?妻に聴いてもらった。

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①信号ショートループ(C4)のみ
・ウェットな感じ
・モアッとしていた

②パスコン(C19)にフィルム1uF
・すっきりとして聴きやすい
・低音に伸びがある

③パスコン(C19)に電解1000uF
・①②の中間な感じ
・既成品のアンプみたいな音
・パワーが出てインパクトがあるのが好きな人は好みかな
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①の信号ショートループのみでモアッとしていたという感想は意外だった。やはり相性があるのだろうか。私はパスコンにフィルムを追加しても違いがわからなかったが妻はちゃんと聞き分けた。

どうも②の印象が良いようだ。VT-62という送信管から受ける音色としてはフィットしているのではなかろうか。

もっといろいろな組み合わせ、例えばC4にフィルムを並列にしたり、パスコンに電解とフィルムを並列にしたりすることも考えられるが、私自身で違いがよくわからないこともあり実験するのは止めにした。

ということで、最終的には②のパスコンにフィルム1uFでいくことにしよう。


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確認のため再度クロストーク特性を測定した。20Hz~20KHzにおいては-68dB以上と変わらなかった。

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この記事へのコメント

klmnji
2016年03月11日 21:57
信号ショートループのアンプ全てに適合するわけではないと思いますが、参考にさせて頂きます。
おんにょ
2016年03月11日 22:16
klmnjiさんこんばんは。
信号ショートループは相性があるらしい、ということと、VT-62の入力信号ループは逆に遠回りになってしまいます。6DN7カソード→VT-62グリッド→VT-62カソード(フィラメント)→+B→GND→カソードチョーク→6DN7カソードです。だから理論的にもデメリットがあります。
klmnji
2016年03月12日 21:06
> VT-62の入力信号ループは逆に遠回りになってしまいます。

これはA2級動作であることと、チョーク負荷であることで、より顕著であると考えても良いのでしょうか?

もう一つ、パスコン(C19)とR6との時定数はどの様に考えられましたか?
おんにょ
2016年03月12日 21:18
klmnjiさんこんばんは。
> これはA2級動作であることと、チョーク負荷であることで、より顕著であると考えても良いのでしょうか?
入力信号ループが遠回りになるのは、信号ショートループの回路全般に言えることです。だからメリットもあるし、デメリットもあります。
> パスコン(C19)とR6との時定数はどの様に考えられましたか?
適当です(笑)。回路的には1uFは意味をなさないはずです。

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