SV811-10Aシングルアンプ・2つの実験

試作機を組み立てる前に、実験機で2つの実験をやってみることにした。それは①ハムバランサにコンデンサ追加、②OPTの接続を逆にする、こと。

① ハムバランサにコンデンサ追加


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回路図を上記に示す。ハムバランサは、回路的にはSV811-10Aの内部抵抗rpと直列になる。ハムバランサが中点でバランスしているとして、並列になるので25Ω。AC動作ではSV811-10Aのμ倍されて加わることになる。μ=9.5とすると、25*9.5=237.5Ω。

SV811-10Aのrpを2500Ωとすると、ハムバランサのインピーダンスはrpの9.5%の値となっている。コンデンサを追加することによってそのインピーダンスを減らそうというわけ。手持ちの都合でコンデンサは470uF16Vの2個とした。


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コンデンサ追加前後の諸特性を比較してみた。追加によって周波数特性がわずかに良くなり、利得が増え、DFが増えた。

ところが残留ノイズは0.3mVから0.9mVに増えてしまった。ハムバランサを調節しても値はあまり変化せず最小点がよくわからない。


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周波数特性の比較。コンデンサ追加でわずかに低域と高域が持ち上がっているのがわかるだろうか。

特性的には良くなることがわかったが、残留ノイズが3倍程度増えてしまうのでは採用できないなあ。


② OPTの接続を逆にする

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RW-20の配線を入れ替えて接続を逆にしてみた。それぞれ順接続、逆接続と呼ぶことにする。


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順接続と逆接続の周波数特性を上記に示す。100KHzより高い周波数でのアバレは違っているけれど大差ない感じ。KA-5070Sでは極端だったがRW-20はどっちでも問題なさそう。

なおRW-20はケースから出してシャーシに平置きしているので、その影響でアバレが出ているのかもしれない。

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