EL32プッシュプルアンプに1本を6V6GTに差し替えてみた・追加実験編

先日の拙記事にてEL32プッシュプルアンプの1本を6V6GTに差し替えた実験を行ったが、OPTのアンバランス電流で特性に違いが生じるかどうか追加実験をやってみた。


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これは前回の6V6GTを片方だけ挿した時の歪率特性。アンバランス電流は0mA。


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EL32プッシュプルアンプはカソードに4.7Ωが入っているので、仮に5mAのアンバランス電流なら0.0235V、10mAなら0.047Vの電位差が生じる。

もしアンバランス電流が生じた場合、OPTであるTANGO FE-25-8のインダクタンスが減少して低域の歪率が悪化すると予想される。


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追加実験の結果を上記に示す。アンバランス電流をそれぞれ0mA・5mA・10mAで振って100Hzでの歪率特性を調べた。

0.001W~0.1Wではアンバランス電流が増えるほど歪率が悪化しているが、これは残留ノイズが増えているため。0.1Wより出力が増えると逆にアンバランス電流が増えるほど歪率が低くなった。予想に反して逆の結果に?

FE-25-8の許容アンバランス電流は7mAまでだから10mAでは影響があるはず。歪率が下がるというのは、たまたま波形が歪率が良くなる方向へ歪んだということなのかな?

FE-25-8はアンバランス電流に対して強く、インダクタンスがあまり低下しないんだと思う。歪率が悪化するのは2本の管の特性が異なるほうが支配的なのだろう。

DCバランスを意図的に狂わせた春日無線のKA-14-54Pではアンバランス電流に敏感で、ちゃんと調整しないと所定の性能が得られないことがわかっている。OPTによってこうも違うのか。

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