6CH6/CV4055シングルアンプ・残留ノイズ低減

画像

完成した試作機の特性をとりあえず測定してみた。


画像

結果を上記に示す。歪率は未測定。ほぼ1号機と同じような特性となったが、残留ノイズが0.7mVと1.4mVと非常に多い。そこで残留ノイズについて解析してみることにした。

まず、6N2Pを別のものと差し替えてみたところ値がかなり変わる。おそらくヒーターハムを引いているのだろうと考えた。

ヒーターハムを減らすにはDC点火が有効だが、メインアンプでそれを採用するのは大袈裟すぎる。回路的になるべく簡単な方法を試してみることにする。残留ノイズは0.3mV以下を目安としよう。

方法としては、ヒーターの片方をGNDに落とす、ヒーターバイアスをかける、直熱管と同じようにハムバランサを使いVRの中点をGNDに落とす、等がある。

始めにハムバランサ100Ωで残留ノイズが変わるかどうか調べたところ、現状ヒーターの片方をGNDに落としている側と逆になったところで最小となった。これをヒーターGND接地とした。


画像

いろいろ試してみた結果を上記に示す。6N2Pのサンプルは3本で行った。なお0.01mVの桁は常に変動しているし、比較のために示しているので参考程度に考えてほしい。

ヒーターをフローティングにした状態では数10mVと全く使用に耐えない。ヒーターをGND接地、ヒーターバイアスに10Vと44.6Vにした状態それぞれのノイズレベルはあまり差がなかった。

そこで6P1Pシングルアンプで行ったヒーターバイアス実験で、コンデンサを介してヒーターをAC的にアースした方法をやってみたところ、実験した中では一番結果が良かったのでこれを採用することにした。

コンデンサの値を変えてみたところ、0.1μFが一番ノイズレベルが低くなった。これで実使用上問題となることは無いだろう。


画像

変更後の回路図を上記に示す。ヒーターのGND接地をやめ、C11を追加。ヒーターのピン番号は、回路図と実際の配線で一致するようにしてある。

次回は詳細な特性測定結果を予定。

スポンサーリンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック