真空管アンプにおける周波数特性測定上の注意点

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まずオシレータで周波数をスイープしてピーク・ディップの周波数を確認する。特性図を描く場合は、その周波数におけるレベルを必ず含めるようにする。拙71Aシングルアンプの場合、135KHz・165KHz・250KHz。

いわゆる「高級な」OPTでもかならず高域にピーク・ディップがあるので、スイープ時に見逃さないようにするのが肝心。


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上記の周波数を測定しないでスポット(100KHz・200KHz・300KHz)で測定した場合、上記のようなグラフとなり、不正確になってしまう。


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20Hz~20KHzだけを測定しても意味が無い。高域にピークやディップが現れるからで、位相補正が必要かどうかわかる。


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低域でレベルが落ちる周波数で、オシロでサイン波を見ると、かなり歪んでいるのがわかる。このような真空管アンプでは低音が豪快な印象を受けるが、じつは歪み成分を感じていることが多い。

シングルアンプにおいても20Hzでレベル低下の無いのが好ましいが、超低域は曲の中でもレベルが低いことが多いので、例えば小出力(ex.125mW)で周波数特性を測定してレベル低下がどのくらいか把握しておくのが良いと思う。

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