3A5トリプルプッシュプルアンプ

新年のご挨拶にさわりを書いたけど、ちょっと変わった真空管アンプを作りたい。先日改造したSG-205シングルアンプは内部に460Vの高圧個所があるので、内部をいじるのは緊張する。電圧低めでお気楽なミニアンプが性に合っているみたい。

というわけで、年末に改造した3A5パラシングルアンプはとても好みの音がするのでプッシュプルにしたらどうかなあ?


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3A5はAESから10本購入済み。真空管が2本だけというのは寂しいので、どうせならもっとたくさん、ステレオで6本使ったとして考えてみよう。

今回はOPTに春日無線のKA-8-54P2を使いたい。出力を差動アンプとするとAC的には真空管が直列となるので、1次は8KΩの半分で4KΩ、3パラにすると1ユニットあたり12KΩ相当となる。比較のために書いておくと、拙3A5パラシングルアンプのOPTは1次が7KΩなので1ユニットでは14KΩに相当する。


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ロードラインを上記に示す。プレート電圧は100Vなのだがグリッド電圧が合わないので右にずらしてある。本当の動作点はEp=100V、Eg=-3.5V、Ip=5mA。12KΩでも14KΩでも大して変わらないと思う?

今回は初段をFETの差動にTrのエミッタフォロアの構成とする。A2級でドライブするとグリッド電圧がプラス何Vまで可能なのかわからないのだが、動作点からするとロードラインの右下のほうが明らかに長いので、3A5パラシングルアンプでは初段との歪みの打ち消しが起きているのだろう。

3A5パラシングルアンプの1KHzにおける出力は350mW。3A5の1ユニットあたり175mW。今回はトリプルでプッシュプルだから175×3×2=1050mWくらいかなあ? 捕らぬ狸の皮算用!?

心配なので実験アンプを作って確かめてみようと思う。


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テキトウに回路図を書いてみた。電源は手持ちのDC-DCコンバータを使用する。3A5のフィラメント電源は単一電池1本とした。初段電源は安定化し、+Bのリターン電流を利用して-C電圧を供給する。

初段系の回路はミニワッターのパクリ。定電流回路はLM334Zと抵抗1本の構成。R11が入っているのはOPT1次側のDC抵抗をP1-BとP2-Bで等しくするためで、カソードでDCバランス調整ができないので入れておいた。

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