6922プッシュプルアンプ・改造その5

配線チェック後に電源投入する。+B電圧が140V前後と低い。Lchのカソード電圧は19V、Rchは33V???

一体何が起こっているのか。 Rchの6922に電流が流れすぎている。グリッド電圧を測ってみるとどちらのユニットも対GNDで33V???

初段の電流が流れていないようだ。-Cは8V程度(忘れた)で問題ない。LM334Z定電流回路の異常と考えて、R~V-間を測ったら0V。これはおかしい。


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DMMでラグ端子とLM334ZのV-ピンを当たると導通が無い。ICを指で押してみるとグラグラ動く。V-ピンのハンダが乗っていなかった。

平ラグ基板のラグってハンダの濡れ性が良いから、表からハンダ付けするとハンダがバーッって広がっちゃうんだよね。それが嫌で、基本的に裏のハトメ側からハンダ付けしている。するとトランジスタみたいに足が短いやつは穴の奥まで差し込めていないのでハンダが付いていなかった、というわけ。

その個所に追いハンダをしたらカソード電圧は19Vになった。これでOKだ。半導体が壊れなくてよかった~。

というわけで、今回は動作一発OKとはならなかった。LM334ZのRピンとV-ピン間は27Ωの抵抗がつながっているので、配線チェックでラグ端子間の抵抗値を確認してOKとしてしまった。他のところは素子のリードをDMMで当たって0Ωを確認しているんだけど、そこだけ見逃した。


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回路の電圧を測定し、ほぼ設計値であることを確認。


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ただ-C電圧は今回も間違えた。R17は6922の電流と初段系の電流が流れるから差し引かなればならない。キルヒホッフの法則を無視しちゃいけないね。

オシロ・ミリボルトメータ・オシレータをつないで動作の確認。無帰還だけど特に発振するようすは見られない。心配して損した~。MHz帯での発振が起きていたら、オシロの波形が太って見えたりするはず。

(2014.12.08追記)
この時点ではカソードバイパスコンデンサC2の0.01uFは取り付けてないから純粋な差動アンプになっている。
(追記ここまで)

利得は34倍あってNFBをかけても十分だ。残留ノイズはLchが0.35mV、Rchが0.17mVとLchが多い。

+B1用のAC12.6V配線がLchのプレート配線の上を走っているので、ノイズが飛び込んでいるのかと思って2芯シールド線を使ってみたがあまり変わらなかった。

RCA入力端子のGND側を直接アース母線につなぐと残留ノイズが減るのを確認。どうやらLchのシールド線が長くなってノイズを拾っているようだ。

シールド線のシールドをGND配線として使うのをやめ、いつもどおりのやりかた(GND配線を別に走らせシールドの片方をつながない)に変更したら残留ノイズが左右チャンネルで同じになったのでOKとした。
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