トランジスタ式ミニワッター・バラックで動作確認

片チャンネル分の平ラグ基板が組み上がったのでバラックで動作確認することにした。


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なんだかエレクトロニクス工作みたいだね。ボリュームの代わりに47KΩの抵抗を入れた。この時点では電源ラインに入れたミニヒューズの影響を考えていなかった。単に外して電流計で測定しようと思っただけ。

スイッチを入れたけど煙もパチパチという音も出なかったので電圧を測定。続いて動作確認に入ったが、オシロで波形を見ると上のほうが先にクリップする。こんなもんかなあと歪率を測定してみると1KHzの1%歪みで1.2W。

ミニヒューズには0.5Aのを入れていたのだが、並列に電流計をつないだだけで電流がかなり流れる。おかしいと思って電圧を測ってみると0.37V。ヒューズで電圧降下が起きていたんだ。

ヒューズをミノムシクリップでショートしてオシロを見ると上下が均等にクリップするようになった。

ところで半導体アンプは、もうこれ以上出ませんっていう感じで波形の上下がバッサリ切られちゃう。真空管アンプでは丸まるのが普通だから、聴いても案外歪んでいるのがわからなかったりする。半導体アンプはクリップさせない出力で使用しなければならない?



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というわけで、上記は電源ラインに入れたミニヒューズをショートした時の電圧。電源電圧はほぼ予定どおり。他も特に異常なし。

出力トランジスタのヒートシンクの温度を放射温度計で測ってみると室温22℃において35℃くらい。これは無信号時。ケースに入れていないから結構低い。

SP端子のオフセットは、VR2を調節したら0.数mVでウロウロしている。残留ノイズは0.55mVで多め。利得は5.8倍(15.3dB)だった。消費電流は無信号時で160mA。歪率1%での出力(1KHz)は1.8W。

残留ノイズが多いので電源へ試しに4.7Ωの抵抗を入れたら0.1mVまで減少。ところが歪率1%での出力が1.3Wに減ってしまった。これは電源のレギュレーションが悪化して電圧降下が起きているため。電源電圧と出力が比例関係にある。

ならば電源をレギュレータで定電圧化しようかと検討したけど、結局電源トランスの供給電圧が低くて断念した。6.3V×2でなくて0-10V-20Vのなら定電圧化できるだろうし、もしヘッドホンを使うならそうしたほうがいいと思う。

残留ノイズを減らしたいが出力をあまり減らしたくない。妥協案として電源に入れる抵抗を1Ωにしてみた。結果は残留ノイズが0.28mVとほぼ半減。出力は1.6Wと減ったがACアダプター式の作例と同等になったのでこれが落としどころかな。


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周波数特性を測定してみた。少々波打っているのは位相補正のコンデンサによるものかな?


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歪率特性。VP-7721Aで測定。半導体アンプには慣れていないけど、どうなんだろう。100Hzだと歪率計の針が振れてしまうので110Hzにした。なんで110Hzだけ低歪みなのかわからない。

特に問題なさそうなので、もう片チャンネル分の平ラグを作成する予定。

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