4P1Lプッシュプルアンプ・詳細回路設計

4P1Lプッシュプルアンプの詳細回路設計をしてみた。

前回の拙ブログで見積もった4P1Lの1本あたり電流(Ip+Isg)は30.4mAで、4本分で121.6mA、初段を入れると129.6mAとなっていた。+B電源回路の設計では116mAとしており、かなりオーバーしてしまう。

これではまずいので、4P1Lのカソード抵抗が680Ωとなっているのを750Ωに増やして電流を減らし、特性を再測定することにした。


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今回はグリッド電圧に、+Bのリターン電流からダイオード2本分を降圧して与えてみた。値は大体-1.5Vくらい。実際の回路図に近づけるようにしたのだが、もしかして考え違いをしているかもしれない。大差はないだろうからまあいいや。


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結果はEb=250V、Eg=-19.7V、Ip=22.8mA、Isg=3.3mA、Pp=5.69Wとなった。4P1Lの1本あたり電流(Ip+Isg)は26.1mAで、4本分で104.4mA、初段を入れると112.4mAとなり、予定の116mA内に収まった。


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これらのパラメータを取り込んで作った回路図を上記に示す。初段は安易に5A6プッシュプルアンプのを流用。但し定電流ダイオードの代わりにLM334Zを使用した定電流回路を採用。

OPTはTANGOのFE-25-8で、KNFをかける位相は合っていると思うけど正帰還になっちゃったらP1とP2をひっくり返そうという魂胆。

+B電源回路は定電圧電源としているが、入出力の電位差をどれくらい取ると適当なのかわからないので、電源トランスの供給できる最大電流195mAでリプルが+B出力に現れない位に設定している。

FETに2.3Wを消費させるよりもチョークコイルで電源回路を構成したほうがスマートかもしれない。消費電流が多くなるほどチョークコイルのほうが有利になるだろう。プッシュプルアンプだから元々残留リプルには強い。

なお、この回路図は設計途中であり、間違いや何らかの問題を含んでいる可能性があるからあまり信用しないように。

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