5A6 CSPPアンプ・DEPPへの改造 その6

じつは設計当初より考えていたことがあった。それは5A6のAC点火だ。

5A6はフィラメントに中点が出ているし、プッシュプルだからある程度ハムの打ち消しが可能。フィラメント回路を抵抗4本だけで済ますことができる。

DC点火よりも確実に残留ノイズは増えるだろうが、1mV程度なら何とかいけるのではないか。


画像

右チャンネルのみAC点火にしてみた。R23・R24の値はフィラメント電流を0.23Aとして(6.5-5)/0.23=6.5Ωより、6.2Ωにした。6.5というのはトランスの6.3V巻線の実測値。

AC102.3Vの時にフィラメント電圧は5.11Vだった。+2.2%なのでOKとする。結果は残留ノイズが23mV。いくら何でもこの値ではハムが気になって使用に耐えないレベルだ。ちなみに片方の6.3Vフィラメント配線を入れ替えたら残留ノイズは30mVに増えた。

残念ながらAC点火はボツにした。5Vではなく2.5VのAC点火にしてハムバランサを使用すれば何とかなったかもしれない。


その他、スクリーングリッド電流を測ってみたところ、5A6の4本分で3.4mAだった。1本あたり0.85mA。簡易安定化電源FET3のドレイン~ソース間は80Vだから、FETの発熱は80*0.0034=0.27Wとなる。これなら放熱器は不要だ。連続で最大出力ならアッチッチになるだろうが、音楽を鳴らすだけなら大丈夫だろう。

まだ続くかな?

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