17JZ8 CSPPアンプ・小改造

5A6 CSPPアンプはZobel素子が入っているだけで意味をなさないことがわかり、値を変更した。そこで、同じ値のZobel素子が入っている17JZ8 CSPPアンプも見直すことにした。


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今回の変更部分を赤枠で示す。Zobel素子C6・R12はそれぞれ0.1uFと10Ωとした。カットオフ周波数は159KHzとなる。

ついでにNFB素子も変更することにした。NFB量が変えられるように半固定抵抗を入れていたのを、現状の利得を変えないで普通の抵抗とした。その際R2は1KΩとしていたが100Ωとし、R22に3.3KΩを、積分補正コンデンサC3は33pFから330pFにした。

R2が高抵抗だとR22も高抵抗となるわけなんだけど(帰還定数β=R2/(R2+R22))、積分補正コンデンサC3も小容量で効いてきちゃうから周波数特性がシビアに変化してしまう。この積分補正コンデンサの値はR22とC3によるカットオフ周波数で決まる。だからβは同じとしてR2を低抵抗にすればR22も低抵抗となってC3はもっと大きな容量で良いということになる。


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改造後の諸特性を上に示す。周波数特性は高域の-3dB点が10KHz近く伸びた。これはC3の変更により減衰の肩が急になったため。


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念のため周波数特性を調べてみた。高域の減衰カーブは1MHzまで凹凸がなく良い特性だ。


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歪率特性。出力が増えると一旦歪率が下がる不思議なカーブを描いているのは改造前から同じ。

10KHzの矩形波はわずかなヒゲ、SP負荷開放、SP端子に0.1uF並列、SP端子に0.1uFのみで発振しないことを確認した。

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