FET&CRD選別治具・その2

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2SK30A-Yが届いたので、先日作った治具で測定してみた。

全部で50個のFETはヤフオクで調達した。お店じゃなくて個人から購入したらどうなのか確かめたかったからだ。

設定はぺるけさんと同じ、Id=0.75mAとした。これでVGS電圧を測定する。同時にIdssも測定。終わったらFETを100円ショップで買ったチャック付き小袋に入れる。小袋にはペンで測定値を記入。

一旦Id=0.75mAに設定したら2個のスイッチを両方上、あるいは両方下に切り替えるだけなのでシンプルだ。VGS電圧は安定しているが、Idssは自己発熱のためか測定値が少しずつ下がっていく。 DMMの示す有効数字は2桁がせいぜい。3桁目はオマケという感じ。


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結果をExcelにまとめたのが上のグラフ。VGSが-0.6V~-0.65Vだけ数が少ないから、メーカー選別時にそれらを取った残りなのかな?と思った。


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ところがIdssでグラフに示してみるとフタコブラクダのようになった。これはおそらく2枚のウェハーから取ったものだろうと思われる。Yランクの規格は1.20mA~3.00mAだから、規格内に収まっている。

とはいえ思い切りバラつくものだなあ。ウェハーの面内分布がそうなのであろうか。それともわざとバラつかせているのかな?


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IdssとVGSの関係をグラフに示してみた。明らかに相関性があるよね。Idssでの選別を厳しくしたのがVGSと言えそうだ。


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で、今回は何をしたかったのかというと、5670Wパラプッシュプルアンプの初段差動回路に使おうと思ったのだ。VGSが0.008Vの範囲で3台分、12個が確保できたかなあという感じ(水色と黄色)。VGSを0.015Vの範囲まで広げると、もう2台分、20個まで増大する(ピンクと紫)。

VGS値の近いFET4本、Idssの揃ったFET2本(定電流用)で回路設計するのが良いだろう。

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