17JZ8 CSPPアンプ・問題点のもぐら叩き

17JZ8 CSPPアンプは不具合のあったOPTを取り除き、片チャンネルで評価している。とにかく今回は問題点が沢山出てきて、もぐら叩きの様相を呈しているみたいだ。

(1)17JZ8・五極部の電流が流れすぎる…35mA程度の予定が44mA
これではプレート損失を大幅にオーバーしてしまうので、カソード抵抗を270Ωから390Ωへ変更。電流は38mAまで下がったが、まだ流れすぎている。片チャンネルで動作させているから+B電圧が高いためで、両チャンネルを動作させるようになれば大丈夫と思う。

(2)動作が不安定…数百KHzで微弱発振したり、しなかったり
17JZ8 三極部の両プレートを3.3pFのコンデンサでアースする、五極部のグリッド配線をシャーシと密着させる等の対策で、何とか発振は止まったようだ。シャーシに這わせることで周波数特性は劣化していると思うが、安定に動作させるためには仕方ない。

(3)残留ノイズが多い…NFB無し、ブートストラップ無しで300mV、ブートストラップ有りで100mV
SP端子の波形をオシロで見てみると、周期が50Hzで半波整流の脈流のような波形が観測される。
100Hzでないので+B由来のノイズではない。もしかしたらヒーターハムを拾っているのかも、ということでヒーターに直流バイアスをかけてみたら残留ノイズが激減した。

そこで、電源トランスのヒーター巻線の取り方を変更して、-C電源を別巻線から取るようにした。変更ついでにヒーター巻線をGNDに落とす位置を探って残留ノイズが一番低くなるようにしたら下の接続図のようになった。これでNFB無しでも1~1.5mV程度の残留ノイズに抑えられるようになった。

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-C電源は半波整流だが、リプルフィルタのコンデンサを増量しても残留ノイズは変化無し。

(4)NFBがPFB
NFB用の半固定抵抗を回すと利得が増える!?NFBがPFBになっていることが判明。OPTの2次側をひっくり返して解決(安易だ~)。

(5)+B1電圧が高すぎる…430Vに対し、490V
+B1のリプルフィルタに入れている抵抗を4.9KΩから6.8KΩへ変更。これで+B1は450Vまで下がった。変更ついでに+B1を360Vまで下げてみたが、ブートストラップ無し時の最大出力は大して変化無し。歪率特性は変わってくるのかもしれないが。

現状の回路図を下記に示す。まだまだ変更があるかもしれない。

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