6P1Pシングルアンプ・組立と特性測定

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できたー。

いきなりの組立完了だが、単純な回路だしMT管シングルアンプのキット感覚でできてしまった。とはいっても、初段6N2Pまわりはハンダゴテが入るように部品の取り付け方や順番を考えないといけないほど込み入っており、とても初心者が組み立てられるレベルではないな。

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平ラグに全ての抵抗や容量、半導体などの部品を取り付けてそこから結線すれば難易度は低くなると思う。それでもMT9ピンソケットへのハンダ付けはかなり難しいのではないか。

むかしアマチュア無線部に入っていた頃、先輩が組み立てた0-V-2受信機は動作せず、組みなおしたのはソケットの全ピンに短い配線を予めハンダ付けしたものだったように記憶している。果たして鳴ったかどうかは不明だ。

それでは配線チェックしてスイッチオ~ン!

各部の電圧を測定する。+Bが低い。トランスの+B巻線が200Vのところ207V出ているのに、+Bは207Vしかない。予定では+B巻線の1.22倍、244Vだったから、1.0倍は明らかに低い。

ブリッジ整流を出たところに入れている抵抗R7を外し、FETリプルフィルタの電圧調整用の抵抗R8を減らして予定通りの+B電圧が出るようになった。


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変更後の回路図を上に示す。


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NFB無しでの諸特性を測定してみた。周波数特性はビーム管接続だからカマボコそのもの。出力は2.8Wの予想に対して低いが、NFBをかければ歪みが減るのでもっと増えるはず。

利得は27倍の設計に対して40倍とかなり多い。どうやら初段6N2Pのμを低めに見積もりすぎたらしい。DFは当然低く、NFB前提だ。

残留ノイズはまあこんなもんかな、という値。出力トランスが裸だし、左チャンネルが電源トランスと接近しているからもっと増えると思ったが、案外左右で変わらなかった。


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オシロで方形波観測しながらNFBをかけた。出力トランスの高域特性が良いのだろう、NFBを多量にかけても発振しないので、14dBくらいかけてみた。NFB抵抗は1KΩ。微分補正は控え目に2000pFを追加した。

周波数特性は21Hz~100KHzとかなり伸びた。1Wでこれくらいなら十分だろう。出力は2.8Wと設計通りの値になった。DFは4あるから十分なはず。

残留ノイズは0.3mVまで低下。ちなみにFETリプルフィルタの電圧調整用の抵抗R8を150KΩに戻してみたが0.02mVしか低下しないので67KΩのほうが良いと判断。FETは1.1Wしか発熱しないから、放熱板はぬるい程度だ。

次回は詳細な特性測定と試聴結果を予定。

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