6B4G直結シングルアンプ・特性測定と試聴

高すぎる+B電圧を下げるために、各部の抵抗値を調節した。

R8を47Ω→180Ωにしたがあまり下がらず、6B4Gのカソード抵抗を増やすことにした。R6を820Ω→1KΩに変更して、ようやく6B4Gのプレート損失が15Wに収まるようになった。


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現状の回路は上のとおり。AC100Vで6B4Gのプレート損失が最大定格となるように設計してあるため、100Vより高くなると超えてしまうのはどんなもんだろう。真空管自体丈夫に作られているので大丈夫とは思うが、何だか気になって仕方ない。

拙アンプでは真空管をプリヒートしてから+BをONでつなぐが、100μF500V×2のコンデンサが左右チャンネルにあるためゆっくり充電され、+Bが緩慢に立ち上がる。設計時には考慮していなかったが、出力管の保護には良いだろう。

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NFB無しの状態で諸特性は上のとおりになった。

初段6N2PのDC電圧が左右で揃うように、かつ総合利得が左右で揃うように、また残留ノイズが少なくなるように6本の6N2Pをとっかえひっかえした。

周波数特性は予想通り低域寄りだ。出力は3Wを期待したが2.5Wに留まった。歪率特性を取ったらどうなるか?

裸利得は10.2~10.3倍と設計通り。DFはNFB無しのために低いがNFBをかけたら増えるだろう。残留ノイズは0.6mV~1.2mVと十分低い。これなら6B4GのDC点火回路をいじる必要は無い。


続いて試聴結果。これは無帰還の状態。私より耳の良い?妻の言ったことをそのまま書き記す。
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おせんべいで言うんだったら固いせんべいかな。
悪い音というわけではないんだよ。
心臓にパワーがあるんじゃない?
癒し系の音じゃない。
若い人は好きなんじゃない?
しっかりしてるよね。ぶれないっていうか。
大理石の上によく響くピアノが置かれているような感じ。
でも音としては澄んでるよね。
インパクトがあってクールな感じ。
真空管(6B4G)の特徴なんじゃないかな?
歯切れが良いからジャズには向いてるね。
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出力トランスは旧TANGOのU-808、出力管は2A3族の6B4G、ということで甘美な音色を予想したのだが、出てきた音は全く違う音色だった。

某Webよりアンプの音色の記述を引用してみると、妻の試聴した印象と同じであることがわかる。
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このアンプは最大出力(5+5W)ですが、それ以上のパワー感があり、中域にキレがあります。同時に、2A3特有の図太さの片鱗も持ち合わせていますが、2A3ほどの重さはありません。
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どうやら6B4Gが持つ音色の特徴がそのまま出ているようだ。

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うーむ、レタリングが面倒で"VOL"としてしまったが、"VOLUME"にしたほうが良かったかも。

今後の予定はNFBをかけることと、詳細な諸特性の測定だ。

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