6N6P直結パラシングルアンプ・初段管変更

6N1Pはどうやら高めの電源電圧に適応するようだ、ということで、より低電圧に適した6922(6DJ8の高信頼管)へ変更することにした。

6922は以前ラインアンプを作った時の手持ちがあったので、回路を変更せずそのまま差し替えてみた。グリッド電圧は2.5Vと、やはり6N1Pに比べてバイアスが深い。


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6922にフィッティングするため、回路のR5とR8を変更した。直結なので、どうしても両方変更する必要が出てくる。他に、初段と出力段で歪みの打ち消しをやってみた。R2を300Ωから400Ωへ変更したら、1KHzでの歪みが半分程度まで減少した。


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歪率特性を取ってみた。1KHzの歪みは低減できたが、100Hzと10KHzの改善はわずかにとどまった。100Hzの歪みを無視すれば、5%歪みで0.9W程度の出力を達成できた。


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周波数特性は、20Hz付近に0.3~0.4dB程度の盛り上がりができたが、低い周波数での減衰が減った。但し高域の低下は早くなったようだ。たぶん、初段SRPPの出力インピーダンスが増加したのだろう。

6N1Pから6922へ変更しての試聴結果は良好だった。低音に押し出し感がある。6N1Pは腰高な感じがあったが、6922は重厚感があってこちらのほうが好みだ。電圧増幅管を出力管として用いているとは思えないアンプとなった。

(2010.5.9追記)
リファレンスのEL32パラシングルアンプと聴き比べてみた。

音色に共通の傾向を感じる。音色が暗めというのは一緒だ。
目隠しして試聴したら、どっちが鳴っているかわからないかも。

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OPTは同じだし、出力段の回路方式が近いからたぶん似てくるんだろう。
でも6N6Pパラシングルアンプのほうが、低音の重心が下がっているようにきこえる。

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