12B4A全段SRPPアンプ・OPT-5P改造

東栄変成器のプッシュプル用OPT、OPT-5Pを代用のマッチングトランスとするべく、改造を行った。なお、改造すると当然、保証が無くなるので、もし追試をされる方は自己責任でやってほしい。

私はこのWebページ↓を参考に、巻紙を切り開かないでやってみた。
http://www.asahi-net.or.jp/~cn3h-kkc/claft/ht_opt.htm

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改造は、1次が5KΩのものを、B端子で1次巻線を切り離して並列とするもの。これで1次インピーダンスは1.25KΩとなる。

端子には無鉛ハンダが使用されているらしく、ハンダごてを端子に当てても溶けないので、鉛入りのハンダを溶かしてハンダ吸い取り器で吸い取る。次にコテ先で巻線を探り、巻線の先端を出したら、これをピンセットで引っ張りながらほどいていく。巻線がやたら細いので、切ってしまわないように注意! 切れてしまったら、開腹手術が必要となってしまう。

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巻線をほどいた状態が上の画像。テスターでどの線がどちらの巻線(P1-B,P2-B)なのか確認する。なぜか、テスター棒をP1,P2端子に当てただけでは導通が取れないので、それぞれの端子も追いハンダをしておく。片方の巻線で160Ω程度の抵抗を示す。これを巻線が並列となるように接続し直せば完了。

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接続し直した巻線が見えるのがわかるだろうか。テスターで確認して80Ω程度になっていればOK。これで改造完了。

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今回の改造で使った道具。ハンダごてとハンダ吸い取り器、ハンダとピンセット。

改造に要した時間は30分くらい。簡単な改造だが、ブログの記事として載せてしまう。亀のようにのろい進捗だ(笑)。

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この記事へのコメント

暇人
2018年05月06日 16:59
初めて便りをいたします。色々な御工夫の記事を楽しませていただいております。有難うございます。
ところで、このページの記事について私には腑に落ちないところがありますので、お尋ねします。
PushPull で pp 間のインピーダンスが 5k ohms、中点で両側の結線を外し、同相となる様にして並列接続するのですね。そうすると、1.25k ohms のインピーダンスで接続できると言う事でしょうか。それは、並列接続だからでしょうか。
わたしにはよく理解できないのですが、これは、結線をいじらずとも元の B+ の端子と片側のプレートの P1 或いは P2 端子の一方との接続を利用すれば良いのでは。そうすればトランスを改造する必要はないのではない、つまり、二次側に適切な値の負荷をつないだ状態では元々 P1(P2) と B 端子間は P1-P2 間の 1/4 のインピーダンスだからです。もしこのページの様に結線を変更すれば、インピーダンスが 1.25k ohms で直流内部抵抗は半分になりますが、直流抵抗の減少は主な目的ではないと思います。やはり、トランスには手を加えない方が良いと思います。二つの巻線を並列にするのは両者が完全に平行に巻かれていても、所詮は倍の断面積の巻線にしたのと同じことになると思います。交流に関してはリアクタンスは変わりません。従ってインピーダンスも直流抵抗の影響分の他は変わらないと思うのですが如何でしょうか。失礼を顧みず。
おんにょ
2018年05月06日 17:45
暇人さんこんにちは。拙ブログをご覧頂きありがとうございます。
確かにP1-BないしB-P2のどちらかを使用すれば1.25KΩとなりますね。ただこのOPTを使った当時、参照元の記事のとおりにそのまま改造して使いました。1次巻線を遊ばせておくと高域に暴れが生じやすいのかもしれません。

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