6N1Pアンプ・オンディレイタイマー

6N1Pppアンプの、七面鳥アンプ現象がどうも気になって仕方がない。真空管が動作状態になるまでとはいえ、ストレスがかかっているのを放っておくのはどうかと思う。

トランジスタと真空管が直結されているから、どうしてもこの現象から逃れられない。信号経路に余分な回路を追加するのは止めたいし、オンディレイタイマーで逃げることにしよう。幸い、このアンプでは+B用とヒーター・IC用の電源トランスが別だから、+B用のトランスにオンディレイをかければ良い。

オムロンのタイマーならこの要求が満たせるが、価格が3~4,000円もする。たかだか2万円のアンプにタイマーだけでそんなにオカネをかけるのはいかがなものか。

そこでタイマーICであるNE555を用いたものを設計してみた。まだ組んでいないし、実験もしていないのでちゃんと動くかどうかわからない。でも、一旦こういうものを設計できれば、後日直結アンプを製作した時なんかに役立つのではなかろうか。

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動作を簡単に説明すると、NE555のタイマー機能を動作させるには、TRGピンを一旦ローレベルにする必要がある。通常は押しボタンで行うが、電源オン後のワンショットで自動的に発生させる。ICの2ピンに繋がっている100KΩと0.1μFがそうだ。

電源ON直後でコンデンサが充電される前のTRGピンの電位はVCC。コンデンサに充電が始まると抵抗に電流が流れ、電圧降下が発生する。コンデンサが充電されていくと、この電圧降下が減り、充電が完了するとVCC電位となる。電圧降下が1/3VCCの時点でNE555のトリガがかかるというわけ。

実際はアタマで考えたとおりに動作するとは限らないが、このワンショットがかからないとタイマーが動作しないので問題だ。

タイマー時間の設定は、10KΩ+半固定500KΩと100μFのコンデンサで行う。タイマー時間は、

T(Sec)=1.1×R(MΩ)×C(μF)

この回路では、半固定抵抗が0Ωで1.1Sec、500KΩで56.1Secとなる。

電源はパワーIC用の9Vを使う。オンディレイタイマーの消費電流はそんなにないだろう。

リレーは9Vのものを使用する。並列に入っているダイオードはリレーの逆起電力吸収用だ。接点容量は125V 1Aが2回路で、並列に使えば+B用の電源トランスをオンオフしても大丈夫ではなかろうか。容量が足らなかったらパワーリレーを使えばいいや。その際には駆動用のトランジスタが1個、必要になるかもしれない。

オネダンは、NE555が秋月で5個100円(そんなに要らないよ)、リレーが同じく秋月で100円、後は抵抗・半固定抵抗、コンデンサ、ダイオード、ICB基板で余裕で1,000円以下に収まる見込み。

うまく動作すれば本番6N1Pppアンプに組み込める。ダメなら不採用。部品を買ってこなければ。

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