テストオシレータ

やっと公開にこぎつけた。つまんない?本人が楽しいと思ってやっているから、それでいいのだ。
ヤフオクで落札して届いたテストオシレータ。島津製作所のTR-201という型番だ。

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早速試してみたが、A,Bバンドは使用可能だが、それ以上は発振しない。1400KHz位までは使えるからAMの調整には使用可能だが、それ以上の周波数ではダメだ。

中を開けてみると、何とST管が使われている。12F(整流管)と6D6(五極管)だ。半世紀くらい前のものではないだろうか。小型に作るためか、いろいろ無理があって、たとえば真空管ソケットが片方しかネジ止めされていないなど(カットされている)あった。なお、画像はレストア後のものだ。ご了承下さい。

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インターネットで回路図を検索してみたが引っかかってこない。仕方がないので回路図を起こすことにした。
それには、初歩のラジオハンドブックにあった、テストオシレータの回路図を参考にした。

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基本的にはハートレー発振回路(だと思う)に、6C6のサプレッサグリッドへ正帰還をかけて変調している。
起こした回路図は以下のとおり。元の回路図が無いので、CRの数値が正しいかどうかわからない。コイルをロータリースイッチでAバンドからEバンドまで切り換えている。この部分は面倒なので省略した。トリマー等、一切調整するところがない。

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+B電源のコンデンサはオイルコンが使われており、容量は不明だ。いろいろチェックしていたら、発振しなくなってしまった。なにやらうっすらと、どこからか煙が出てきている。+Bを確認したら、ほぼ0V。オイルコンの抵抗を測ってみたら、230Ωしかない。オイルコンがショートしてしまったようだ。5KΩの抵抗が過熱して、煙が出てきたらしい。オイルコンを使うのはやめにして、電解コンデンサに変えた。

綿棒にクリーナーをつけてロータリースイッチの接点を磨いた。でも接触不良はないようだ。部品をチェックしていくと、6D6のグリッドに接続されているマイカコンデンサがオープンになっていた。高い周波数では並列に接続されている10KΩの抵抗分で発振しなくなっていたようだ。このマイカコンデンサは数値の印刷が消えていてどのくらいなのかわからない。ハンドブックにあった250pFで試してみると、C,D,Eバンドでも発振するようになった。

他には出力を可変するためのボリュームが不良だったので交換。念のためにボリュームに繋がっているマイカコンデンサ(これも数値が読みとれない)も交換しておいた。

交換した部品。オイルコンは外すのが面倒だから、そのままだ。

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とりあえず変調がかかるようになった波形はこんな感じ。こんなんでいいのだろうか?

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ちなみに外部変調をかけると下の波形になった。

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AMはデジタル表示のラジオがあるので、Bバンドのみ、どれだけ周波数のずれがあるのかチェックしてみた。

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テストオシレータのほうの周波数が低く表示されている。調整個所がないので、校正するためにはダイアルをずらすしかない。他のバンドもずれてしまう。30KHzくらい低く表示されることを考慮しながら使うしかないか。

最後に、0-V-2ラジオとのツーショット。割合小型だ。

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