0-V-2ラジオ・実験

今回はつまらない(楽しい?)実験だ。

チョーク直後に小容量のコンデンサを追加して、+B電圧がどのくらい上昇するか実験してみた。結果は以下のグラフに示すとおりとなった。チョークインプットでの+B電圧は200V、3.3μFのセミチョークインプットで260Vまで上昇する。+Bは220V位が適当と考えて、コンデンサの値は1μFとした。

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なお、このコンデンサはリプル電流がかなり流れるので、小容量の電解コンデンサだとESR(等価直列抵抗)が大きく、発熱してしまう。だからESRの低いフィルムコンデンサを使う。
電源回路は以下のとおり。

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少し逸れるが、この+B電圧はいったん電源投入後310V程度まで上昇し、200Vまで下がる。これは、6BM8より6X4のほうが先に動作し始めるので、負荷の無い状態となりコンデンサに充電され続ける結果、+B電圧が上昇してしまう。一応ブリーダー抵抗330KΩをつけているが、間に合わない。だから+B回路に接続される電解コンデンサの耐圧は350Vが必要だ。私はケチって250V耐圧のコンデンサを使ったが、気になるので350V耐圧のコンデンサにつけ替えた。

さて、次の実験は6AU6のスクリーングリッド電圧を変えて感度がどうなるかの確認だ。6AU6のカソードを直接アースして放送波を受信し、スクリーングリッド電圧を上げてみた。結果は、30Vまで上げてもリニアに感度が上昇し、ピークがわからない。もっと上げたらどうなるか試していない。正確にはシグナルジェネレータをつないで電圧測定すればわかるはずだが、そんなもの持っていない。

次に、再生コイルの巻数を変更して、再生のかかる6AU6のスクリーングリッド電圧を調べてみた。11回から4回まで減らしてみたが、まだ電圧を上げたほうが良い感じだ。1回位の巻数で良いのかもしれない。ただ、巻数を減らすと受信周波数が高くなってしまい、ラジオ第一放送(594KHz)が受信できなくなるので、巻数は4回にした。これ以上巻数を減らす場合は、アンテナコイルの巻数を増やしたほうが良いと思う。

コイルデータ
535~1600KHz用、30φボビンに0.3mm PEW線を密巻き
G~K 110回、K~E 4回、P~B 14回

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最後に、現状の回路図と、測定した電圧を示す。

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今後は短波帯プラグインコイルの作成だ。

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